数字の把握は誰のため?:「見せることができる」と「見ることができる」の違いとは

640BF50E-F8BB-4F68-8D8C-43740F8AF3C5「見せることができる」と「見ることができる」、事業の数字の把握の仕方として、この2つには大きな違いがあります。せっかくの努力も「見せることができる」ところまでしかいっていないかもしれません。

「見せることができる」

税金の申告を他者に依頼している場合、事業者の方自身で把握している数字は「見せることができる」ところまでしかいっていないかもしれません。
税金の申告ができればOKなので、申告をしてくれる人にわかってもらえれば、それでもう十分。その人のために資料をそろえて、その人のために集計をして、その人のために提出する・・・。
だとすれば何のために、事業の数字を把握するのでしょうか。「見せることができる」だけになっていては、事業の状況を知るという本来の目的は果たせていません。
以前はそうではなかったけれど、今はこの状態になってしまっているという事業者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「見ることができる」

事業の数字は、自分で「見ることができる」というのが本来の姿です。自分のために資料をそろえて、自分のために集計をして、自分のために提出をする。事業の数字を把握するという行為が同じでも、前段とは前提が全く違います。

「見せる」から「見る」へ

「見せる」数字から「見る」数字へ変えていきましょうと言葉で言うのは簡単です。「見せる」から「見る」へ変えるために、具体的にはどのようなことをすればいいのでしょうか。
それは、事業の数字を把握する仕組みを変えることをやってみることです。この仕組みは、最初から作りあげる必要はありません。事業者の方は、今までも十分なことをやってきています。「見せることができる」のだから当然です。それを、視点を変えて「見ることができる」仕組みに変えてやるのです。

まとめ

私には、売上を倍にする、利益を前年比50%UPにするなどの、事業の数字を変える力が、残念ながらありません。その分、事業の数字を「見ることができる」仕組みについては、いつも考えています。
数字は、ただ税金の申告をするためにあるわけではありません。数字を把握するときは、クライアントさんが、自分で見ることができる・考えることができる仕組みを大切にしています。

 

◉編集後記◉
昨日は、子供たちの学校開放日
参観日とは違い、いつでも見に行くことができます
フリーランスの威力発揮です(^^)

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