口約束だけでなく契約書を:トラブル回避には必須です

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ちょっと面倒でも。

契約の自由と制約

契約は、すべて自由に行うことができる。

これが「契約自由の原則」です。

・どのような内容で契約するか

・どのような相手と契約するか

・どのような形式で契約するか

こういったものは、すべて自由にしてもいいという考え方です。

ただ、すべて自由にしてしまうと、際限なく困ったことが起きてしまいます。

そのため、対になるのが「公序良俗の原則」(こうじょりょうぞくのげんそく)という考え方。

公序良俗の原則は、社会常識に反するようなことは、無効になるという考え方です。

おおざっぱに言うと、普通に考えて無茶苦茶な話だ!というものは、最初から無効になります。

この2つの考え方を合わせると、契約は自由にできる(無茶苦茶なものでなければ)と認識することができます。

契約が成立するとき

「契約って口約束でも成立するんだよ」と聞いたことがありませんか。

これは、本当です。

当事者同士お互いの意思確認をとることができれば、契約は成立するというのが一般的な考え方です。

無理に契約書という形式をとらなくても、口約束(口頭)でも契約は成立します。

じゃあ、契約が無茶苦茶なものでなく、お互いがしっかり意思確認していれば、契約書なんて作る必要ないんじゃない?となるのですが…。

トラブル回避

それでも、契約書を作成する理由。

それは、やはりトラブル回避にあります。

契約成立からトラブルになって決着するまでの流れは、大まかにはこうなります。

①契約成立

②契約がちゃんと実行されない

③話し合い

④平行線になる

⑤第三者の介入(裁判など)

⑥決着

ここで③から⑤までの過程で大事になってくるのが、どのような契約をしていて、どのようなお互いの意思確認ができていたかということです。

その根拠になるもの、立証するものが契約書です。

契約書があれば、③から⑥へ、一気に話が進む可能性が高くなります。

まとめ

口約束だけでなく契約書を。

トラブル回避には必須です。

契約は、口約束でも成立します。

無茶苦茶な契約というのは、そもそもが無効ですので、お互いの意思確認ができていれば、契約書は作る必要がないのかもしれません。

ただ、トラブル回避には必須です。

もちろん、契約書を作成しておいてもトラブルになる。

そういったことはありますが、決着までのスピードは、ぜんぜん違ってくるでしょう。

面倒でも契約書をきちんと作成する。

基本的なことですが、大切なことです。

 

 

◉編集後記◉

子供たちの歯医者へ。ミント味のフッ素塗布がかなりキツかったらしく、苦しんでました(^^)


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