これで忘れません:特別徴収になった住民税の納め忘れをなくす裏技

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【目次】

  1. はじめに
  2. 住民税の特別徴収とは
  3. 住民税の納期の特例
  4. 納め忘れをなくす裏技
  5. デメリットもある
  6. おわりに

1.はじめに

住民税の特別徴収が今月から新たな年度として始まりました。徴収月の翌月10日までに金融機関で納付の手続きをしなければいけません。今回は、この住民税の納め忘れをなくすための工夫についてです。

2.住民税の特別徴収とは

住民税を従業員から会社が預かって納める方法を特別徴収、従業員が自分で納める方法を普通徴収といいます。この特別徴収、会社にとっては手間が増えるだけなのですが、岡山県内ではこれを徹底していこうという動きがあります。

3.住民税の納期の特例

あまり知られていないのですが、この特別徴収には源泉所得税の半年納付と同じ制度があります。制度を適用するためには届出が必要ですが、納付が半年に1回になるため手数を減らせます。注意点は、源泉所得税(7/10、1/20)と時期が異なること。住民税の場合これが6/10(12〜5月分)と12/10(6〜11月分)になります。

4.納め忘れをなくす裏技

住民税の特別徴収の納付書は1ヶ月分ごとに12枚綴りになっています。本来は1枚ずつ毎月金融機関に持って行くのですが、これを12枚全部いっぺんに持って行って納めてしまうことができます。これで納め忘れはなくなります。

5.デメリットもある

この裏技のメリットは納め忘れがなくなることですが、デメリットもあります。1つめは、資金負担が一度にきてしまうこと。2つめは、従業員から預かる前に納めてしまうので、従業員が辞めてしまった場合、預かる予定だった残りの金額を必ず最後の給料からもらわなければいけないということ。そのためには、残りの金額の把握と従業員への説明が必要になります。

6.おわりに

このような工夫で納め忘れはなくすことができます。ただしデメリットもありますので、会社の資金繰りや従業員さんとの関係などをよく考えて実行にうつされたらと思います。特に対象者が少人数である場合はやってみる価値があるのではないでしょうか。


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