個人事業主の申告:どうして消費税を納税しないといけないの?

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消費者の立場で物を買うと支払う消費税ですが、それを税務署に納税しているのは、物を売った事業者です。でも、個人でも物を売ることってないですか?それって納税しなくてもいいのでしょうか。

個人でも物を売ることがある

まずはこの関係性

A.お客さんに物を売って、お店はお金をもらう

B.友達に物を売って、私はお金をもらう

Aのお客さんに物を売ってお金をもらうのと、Bの友達に物を売ってお金をもらうのと、根本的に違いってないですよね。

だけど、Bの私は、消費税を税務署に納税するということはありませんAのお店は、もちろん納税しないといけない

何ででしょう?

要件に当てはまってないから

消費税には、課税の対象になる4要件というものがあります。

①国内取引であること②事業者が事業として行うものであること③対価を得て行われるものであること④資産の譲渡及びなんたらかんたら・・・(←話に関係ないので省略です)

Bの私が、納税しなくてもいいのは、このうち「②の事業者が事業として行うものであること」という要件に当てはまってないからなんです。

この「事業として行うもの」には、「反復、継続、独立」というキーワードがあります。

わかりやすい例でいくと・・・

年1回の地域の夏祭り、有志で屋台を出して焼きそばを売った→事業じゃないよ

地方の祭りを回って、屋台で焼きそばを売っている(いわゆるテキ屋さん)→事業だよ

となります。常設のお店をだしたり、請求書を書くような仕事は、通常は「事業として行うもの」になります。

個人事業主は、「事業として」物を売ったり、サービスを提供したりしているから課税の対象になり、結果、納税しないといけないんですね。

まとめ

今回は、「個人で物を売っても消費税を納税しなくてもいいのに、個人事業主が物を売ったら消費税を納税しないといけないのは何で?」ということをメインに記事にしています。

現在(2015.10.17)、消費税の軽減税率導入などが取り出さされていて、「消費税の申告?関係ないよ」という個人事業主の方も、無視できないような状況になってきています。

大切な事業をずっと続けていけるように、事業主としてできるだけの対策はたてておきましょうね。

個人事業主の消費税については、こちらの記事「消費税の軽減税率導入?:個人事業主が今すぐとるべき対策は」、事業を続けていくためには、こんな記事「こだわった事業をするために:小商いに必要な3つのSとは」も参考になるかもしれません。

 

◉編集後記◉

子供の学級PTA活動で「まにわ合戦」というものをしました。
雪合戦の室内版のような競技。大人も燃えます。


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