電気柵の耐用年数は:補助金や助成金をもらった場合の注意点も

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シカやサル、イノシシなどの動物の農作物への被害が深刻になっています。対策に電気柵を設置される事業者の方も多いのではないでしょうか。

電気柵の耐用年数は

電気柵の耐用年数は、通常の手順ではこのような判断になります。

【種類】建築物

【構造又は用途】農林業用のもの

【細目】主として金属造のもの

【耐用年数】14年

ただし、こんな電気柵なら

前述の判断は、種類が【建築物】になっています。つまり、電気柵としてかなり堅牢なものを想定しています。

でも、よく見かける電気柵は堅牢とはいえませんよね。

そのような場合は、実態判断が必要ですが【農業用設備】の7年を適用するのもよいのではないかと思います。

また、そういったものは、もともと購入金額が10万円未満であるものが多いと思います。そうであれば、消耗品費でOKです。

こういう工夫も

「電気柵を整備したら10万円以上したんよ。こりゃあ固定資産じゃろうか」

広い田畑に電気柵を整備した場合、堅牢な電気柵でなくても10万円以上になることがあると思います。

でも、広い田畑に整備した電気柵は、ユニットが2個、3個に分かれていませんか。1個1個がその機能を果たすなら、その電気柵は、それぞれ分けて判断してもかまいません。

分けて考えると、1個は10万円未満になっていることがあると思います。その場合は、それぞれが消耗品費でOKです。

また、青色申告をされている事業者の方なら、30万円未満まで全額損金という制度(現在2015.10.22時点では平成28年3月31日取得分まで)もあります。

ちょっと注意しておいてください

鳥獣被害防止のための電気柵・防護柵には、自治体からの補助金や助成金が支給される場合もあるようです。

その収入については、農業所得の収入になるのが一般的です。申告忘れがないようにしましょう。

個人事業主が補助金や助成金もらったときの申告は、こちらの記事「個人事業主の申告:補助金や助成金をもらった場合(記載例あり)」も参考にしてください。

まとめ

シカやサル、イノシシなどの鳥獣被害は、年々深刻になっているような気がします。動物たちも必死ですが、人間だって大事に育てた農作物を荒らされたくはありません。この記事が、少しでも農業従事者の方のお役に立てれば幸いです。

 

◉編集後記◉

昨日は子供たちのプールの日。
進級テストがあって、2人とも進級。がんばりました。


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