英会話教室は経費になる?:開発費(繰延資産)という考え方も

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「英会話教室は経費になる?」事業の経費になるかならないか基本の考え方の確認と、将来的には経費にすることができる開発費についても合わせてみていきます。

事業の経費になるかならないか

まずは、基本の考え方の確認です。事業の経費になるかならないかには2つの判断が必要でした。

①直接に要した費用かどうか

売上をあげるために直接に要した費用かどうか。売上をあげるために支払った経費なら、当然に事業の経費です。

②客観的に明らかかどうか

その経費が、事業の経費だと誰が見ても明らかだと思う主張が、できるかどうか。①の判断だけでは主観が入りすぎるので、それを客観的に明らかにする必要があります。

事業の経費ついて詳しくは、こちらの記事「事業の経費になるかならないか:こんなものならなりやすいかも」もどうぞ。

では、英会話教室が事業の経費になるかならないか、なのですが・・・

英会話教室は事業の経費になる

英会話教室は、事業の経費になります。英会話教室だからということだけで、ならないということはありません。ただし、やはり経費になるだけの理由が必要です。

英会話教室を事業の経費にする理由には、

・海外に取引先があり商談に必要

・外国人向けサービスを提供しているので接客に必要

・英語の商材を取り扱っているのでその理解や説明に必要

などが考えられます。それぞれに、

・商談が成立したら、売上が立つ

・提供したサービスについて、売上が立つ

・商材の販売によって、売上が立つ

という成果物があります。

このように売上という成果物を残すことができれば、確実に経費になります。

開発中や企画中の段階でも

経費には開発費という考え方があります。開発費は、今は売上が立っていなくても、将来の売上が見込めるため、支出した経費です。今は経費にならなくても、将来的には経費にすることができます。

具体的には、

・外国人向けの商品やサービスを開発中

・外国人向けパンフレットやカタログを企画中

・将来必要になる外国人労働者の人材確保のため活動中

などが考えられます。

これらの場合には、事業計画書や、企画したパンフレット・カタログ、取り組んでいる活動のレポートなど、その内容を提示できるものを用意しておいたほうがいいでしょう。

また、細かい点ですが、個人事業主の場合、平成19年4月1日以後支出の開発費の中から「新たな事業の開始のために特別に支出する費用」という項目が除外されていますので、少し注意が必要です。

まとめ

たとえ英会話教室であっても、事業にとって必要であれば事業の経費になります。また、「今すぐは経費にならなくても将来的には経費に」という処理をすることもできます。

もちろん、他の経費と同様、個人の指導者の方に支払った場合でも、請求書や領収書などの書類の整備はしておいてくださいね。

「英会話教室は経費で落ちる。ただし、理由が必要」英語にすると、「It’s tax-deductible,but…」という感じでしょうか。

 

◉編集後記◉

真庭市久世の久世祭りへ
御神輿の旗を持たせてもらいました。


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