本の読み方や書いてある内容の捉え方は、人それぞれでかまいません。
それによって受ける影響も発言も行動もすべて人によると思っています。
渋沢栄一氏の『論語と算盤』は
論語は道徳
算盤はソロバンなので
お金儲けだけではだめで、商売には道徳がなければいけない
という「商道徳」を解いた内容になっているという解釈が一般的です。
儲けを独占したり、礼節を軽んじた商いを良しとしなかった氏の姿勢が、本の全体を通して説かれた内容になっています。
ただ、捉え方を変えると
長く儲け続けたい?
だったら正しいことをやるのがいちばん儲かるよ!
とも読み取れます。
実際にそのような記述もあり、そのように捉えると、きれいごとだけではない、かなりしたたかな内容だなと読むこともできます。
といったように
本の読み方や書いてある内容の捉え方は、人それぞれ。
それが意図せずなっていくのが、本(読書)の良さだと思います。
【編集後記】
今月末から開催される森の芸術祭岡山
あまり興味がなかったのですが先日とある展示作品を観て
興味が出てきたので全部回ってみようかなと思ってます