ネット上で
ウチの税理士は何にも言ってくれない
という記述を見かけます。
そうなるとそれに続くのは
職務怠慢
手抜き仕事
報酬ドロボー
といったことになるでしょう。
ただ、何にも言わない税理士が駄目な税理士なのかというと、そうとばかりも言えないと思っています。
利益を出して、税金を払えば、お金が残る。
これは事業の税務の原則なので、税理士はそれだけ言っていれば職務を果たしていることになります。
経費を減らしましょう
利益を出しましょう
税金は払いましょう
ただその分、経営の自由度は低くなります。
使ったお金が未来にどのような影響を与えるかは、誰にもわかりません。
原則一辺倒でも、経営は上手くいかないということですね。
そのため、あえて何も言わない(導かない)。
判断は、経営者がしたほうが上手くいく。
そのように思っている税理士もいるかもしれません。
もちろん、法改正による影響や適切な節税策など、判断の材料を伝えないというのは論外ですが。
【編集後記】
隣接する市町村の駅へ
周辺の整備がかなり進んでいました