50戸連たんという制度があります。
この制度は、市街化の開発を抑制する市街化調整区域と呼ばれる地域であっても、50戸程度の住宅を集わせることができるならば、開発をしてもよいと認める制度です。
簡単に言うと、この制度を使えば郊外でもまとまった住宅地をつくることができます。
そうすることで、市街地では手が届かなかった人たちに住宅地が届けられ、ちょっと不便だけど安く買いたいというニーズに答えることができる制度でした。
ただこの制度は近年、この制度があるいずれの自治体でも見直しが進められています。
市街地の過疎化と言う問題があるからです。
人口が増えているときはよくても、どんどん減少していくこれからは、郊外に人を広げないようにしなければいけません。
そうしなければ、それを維持するためのインフラに際限なくお金がかかってしまうからです。
人もそうですが、街もコンパクトにしていく時代になっています。
ビジネスもそれに合わせた視点を持つようにしなければいけません。
(注)執筆時点の商品・サービス・法令等に基づいて作成しています。具体的な事例に適用するには記事の内容と異なる場合がある可能性にご留意ください。
【編集後記】
雨があがって
秋らしい気持ちの良い天気になった一日でした