摘要欄はどこまで入れたらいいの?:4つの区分で手間を減らす

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会計ソフトに仕訳を入力するとき、伝票に仕訳を書くとき、必要になってくるのが「摘要欄」への記載です。この「摘要欄」、どこまで書いておけばいいのでしょうか。

摘要欄とは

どのような会計ソフトや手書きの伝票であっても、「摘要欄」というものがあります(摘要欄という名称ではなくても似たようなものがあります)。

仕訳を作成する際、日付と勘定科目と金額だけでは、その取引の詳細がわかりません。その取引の詳細を記載する場所が「摘要欄」です。

具体的には、この部分。

【freee取引入力画面】

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【MFクラウド取引入力画面】

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【振替伝票】

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どこまで必要?

では、この摘要欄を書く(入力する)際、どこまで記載する必要があるのでしょうか

実はこれ、はっきりと法律でこう書きなさいと決まっているものではありません。

消費税を計算するための要件として必要になるものを考慮しても、通常は「取引先」と「取引内容」を明示すれば足ります。

加えて、交際費などの「相手」がいる場合については「相手先」を書いておくのがベストです。

【例】新規営業先の株式会社☓☓☓の△△さんと社員の方と私とで、◯◯屋に飲みに行った。

◯◯屋 飲食代  ㈱☓☓☓ △△含3名

取引先+取引内容+相手先

ただ、それがすべての取引に必要かと言われるとそうでもありません。

例えば、店舗で毎日ある現金売上。摘要欄に「現金売上」と仕訳ごとに記載する必要があるでしょうか。

勘定科目(借方は現金/貸方は売上)で現金売上であることは判断できます。

このような場合、あえて書く必要はないでしょう。

4つの区分で手間を減らす

摘要欄への記載は、次の4つに区分できます。

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【1】取引先+取引内容+相手先

【2】取引先+取引内容

【3】取引先のみ

【4】何もなし

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【1】【2】【4】は前述したとおりです。

【3】については、通常、例えば仕入なら【2】にならって ◯◯商店 商品仕入(取引先+取引内容)と書きます。

ただ、取引を継続している仕入先であれば、仕入であることはわかりきっているので、取引内容が何かは容易に判断ができます。

その場合もあえて書く必要はないでしょう。

この4つの区分を意識しておくと、書かなくてもいいことまで書く手間を減らすことができます。

まとめ

ちょっとしたことですが、「摘要欄」への記載について、この4つの区分を意識しておけば、仕訳を作成する際の手間を減らすことができます。

「どこまで入れておかないといけないんだろう?」「これで大丈夫かな?」と悩む時間も減りますよ。試してみてくださいね。

経理の手間を減らすには、こんな記事「毎日・毎月・毎年:やることやらないことを確認して記帳を快適に」もいかがでしょうか。

 

 

◉編集後記◉

最近、事務所ではIron&Wineをよく聞いています。HONNEといい、ひげのボーカルが好きみたいです。


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