IT化は誰のため:効率化よりコミュニケーション

414F9343-F1BB-4B2A-83D5-B0C2E8227777

経理事務のITによる効率化を推進しています。ITを使うことで飛躍的にその手間を減らすことができるからです。でも、だからこそ気をつけていることもあります。

経理事務のIT化

手書きで伝票や帳簿を作成していた頃からすれば、コンピュータ会計の登場で、それを機械がやってくれるとなったときのインパクトは、どれほどのものだったのだろうと思います。

昔の会計事務所は、繁忙期は家に帰ることもままならなかったと聞くことがあります。コンピュータ化で軽減された手間と時間は膨大なものだったでしょう。

現在、経理事務は自動化の方向にいっています。

クラウド会計ソフトなら、金融機関での入出金やクレジットカード会社の明細、ネットでの購入履歴のデータを拾い、それを自動で帳簿に反映してくれます。

上手く利用すれば、人の手をほとんど通ることなく、気がついたら帳簿が出来あがっているということだって、できてしまう時代です。

IT化は誰のため

そのIT化は、一体誰のためなんでしょうか?

手書きからコンピュータが常識になったとき、会計事務所では

なんて楽になったんだ!

と思ったはずです。

でも事業者の側では、同じくらいのメリットがあったのでしょうか。

自計化(事業者が自ら帳簿を作成する)しているなら、会計事務所同様、相当のメリットがあったと思います。

でも、同じような資料を会計事務所に提出していたのなら、そこまでメリットを感じていなかったかもしれません。

効率化よりコミュニケーション

手間を減らす→IT化というのが、通常の流れです。でもそれだけでは、誰のためのIT化なのかよくわからないところもあります。

私は、現在のIT化によってもたらされるものは、効率化よりも、コミュニケーションツールとしての役割の方が重要だと思っています。

以前はクラウド化で手軽に、しかも安価で、同じ画面での作業ができるなんて考えられないことでした。これだけでもコミュニケーションは格段にとりやすくなっています。

まとめ

IT化で、その手間を飛躍的に減らすことができるのは、間違いありません。でもそれは誰のためなのでしょうか。事業者のため?会計事務所のため?

元々、ITはコミュニケーションを得意とするツールです。効率化だけでなく、その役割を忘れないよう気をつけています。

私の仕事への取り組み方については、この記事「税理士と契約するということ:「5つのお約束とお願い」をお伝えしています」もご覧いただくとありがたいです。

 

 

◉編集後記◉

裸足にサンダルで遊びに行く子供たち。見てるだけで寒いです。


にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ