リリースから1年:使える?やよいの青色申告オンライン

スクリーンショット 2015-12-18 14.19.242014年10月に『やよいの青色申告オンライン』がリリースされ、すでに1年以上が経過しています。現時点(2015・12・18)で『やよいの青色申告オンライン』は、使える会計ソフトになっているのでしょうか。

やよいの青色申告オンライン

現時点(2015・12・18)では、前年からの改善点を含めて考えても「あえて使わなくてもいいかな」というのが印象です。

その理由として、主なものが3つあります。

①青色申告決算書(不動産所得用)(農業所得用)の作成に対応していない。

「事業をメインでしていて、アパートを少し貸している」という方には使いにくいと思います。

田舎では「事業をメインでしていて、ちょっと田んぼや畑をしている」という方も多いので、こういった場合にもやはり使いにくいです。

②消費税申告書の作成に対応していない。

消費税計算には対応しています(1年前と変わった点)。ただ、見込額の確認ができるというところにとどまっていて、申告書を作成するまではできません。

③インターフェースの再現性があまりない。

個人的に一番もったいないのは、これだと思っています。

パッケージ版『やよいの青色申告』に慣れ親しんだユーザーの方には、慣れ親しんでいるからこそ、使いにくいと感じてしまうところがあるのではないかと思います。

インターフェースの再現性

パッケージ版『やよいの青色申告』ユーザーの方ならおなじみのこの画面(クイックナビゲータと呼ばれるもの)

スクリーンショット 2015-12-18 10.20.53

『やよいの青色申告オンライン』ならこのように

スクリーンショット 2015-12-18 6.28.21

全く同じ機能を表現したものではないため、比べるのがおかしいと言われればそれまでなのですが、私にはこの2つの画面が同じ目的を果たすものと位置づけされているように見えました。

パッケージ版『やよいの青色申告』に慣れている方なら、使いにくいと感じるかもしれません。

会計ソフトはツールのひとつ

「青色申告をするんなら、会計ソフトを使わないといけないんでしょうか?」

よくご質問いただくことです。

答えは「ノー」です。

現在、青色申告をするなら会計ソフトが当たり前のようになっていますが、以前は手書きが当たり前でした。

青色申告をするにあたって、会計ソフトはあくまでツールのひとつですから、使わないといけないというものではありません。

ただ、事業が成長していくと、効率よく経理・事務作業を進めなければ、仕事にならないという時期がきます。その時は、会計ソフトの導入が欠かせません。

事業と会計ソフト。私自身もいろいろな会計ソフトを試用しながら、そのマッチングには、かなり気を配っています。

まとめ

オンライン(クラウド)であることは、「ソフトへの改善点の反映が早い」「税制改正への対応が容易」「使う場所や人を選ばない」など多くのメリットがあります。

『やよいの青色申告オンライン』についても、他のクラウド会計ソフト同様、それらのメリットを十分に享受できるサービスになっています。

ただ、個人的な意見ではありますが、新規ユーザーの方でしたら他のものも見てから、既存ユーザーの方も乗り換えは慎重にといったところでしょうか。

クラウド会計ソフトについては、こういった記事「簿記は人類最高の発明品:(今のところ)freeeよりMFクラウドを選ぶ理由」もあります。

 

 

◉編集後記◉

子供たちの小学校は短縮授業。二学期も終わりに近づいてきました。

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