個人事業主の確定申告:個人の通帳から経費をまとめる方法

スクリーンショット 2016-01-08 9.26.15フリーランス(個人事業主)の方なら平成27年分の確定申告のため帳簿の整理をすすめられているところではないでしょうか。事業用の通帳だけでなく、個人の通帳から事業の経費が出ている場合のまとめかたです。

個人の通帳

フリーランス(個人事業主)の方であっても、事業用の通帳と個人の通帳は、きちんと分かれているというのが理想です。

特に青色申告ならば、事業用のお金をきちんと管理していかなければいけません。

でも、フリーランス(個人事業主)だからこそ、事業用の通帳と個人の通帳は分けることができないということもあります。

例えば、自宅の一部が事業所になっているという方の場合

・電気代や水道代は?

・電話代やインターネット使用料は?

通常は、個人の通帳から自宅分とまとめて引き落としになっているということが多いのではないでしょうか。

経費をまとめる方法

このようにまとめていくとスムーズです。

 

①個人の通帳から事業の経費になるものを抜き出す

自宅分と合わせた「通帳に記載されている金額そのまま」を抜き出します。

月ごとに抜き出して集計していくと、抜け落ちがありません。

②家事按分をする

事業の経費になる分だけを事業割合を掛けて算出します。

③仕訳を作る

経費の相手になるのは、事業主借(店主借)という勘定科目です。

事業の経費になる分のお金がどこから出たのか?

そのお金は、個人のお金から立て替えて支払っていました。だから事業主借(店主借)を使います。

 

会計ソフトを使われている方は、決算日(12/31)にまとめて③で作った仕訳をデータ入力すればOKです。

Excelや手書きで作成している方も、決算日(12/31)でそれぞれの科目に金額を追加してみてください。

【サンプル】

スクリーンショット 2016-01-08 9.03.54

注意点

家事按分(事業割合を掛けること)を忘れないようにしましょう。

個人の通帳から引き落としになっているという時点で、個人のものと事業用のものが混ざっているというのが普通です。

家事按分の考え方については、こちらの記事「個人事業主の経費:盲点かも?家事按分の比率を検証する方法」も参考にしてみてください。

もちろん、個人の通帳から引き落としになっているものでも、何かしらの事情があって、すべて事業用のものということもあります。

その場合は、事業割合100%で大丈夫です。

まとめ

細かいことを言えば、未払いになっているもの(例えば12/1〜12/31の電気代が1/15に引き落としになっている場合など)をどうするかということがあるのですが、基本的には引き落としになっている金額を拾っていけば大丈夫でしょう。

個人の通帳から事業の経費が出ている場合のまとめかたの参考にしてみてください。

 

 

◉編集後記◉

子供があっ!というので振り返ると虹が。山にかかる虹はとても大きくはっきりと見えました。

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