相続財産としての現預金:そのメリット・デメリット

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相続財産といえば、土地建物などの固定資産がすぐに思いつきますが、現金や預金も、もちろん相続財産です。相続財産としての現預金には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

現預金

現預金(げんよきん)とは、現金と預金を合わせてまとめた呼び方です。

当たり前に使っていますが、一般にはあまり馴染みがなく、ちょっとした業界用語かもしれませんね。

現預金の範囲は、使う目的によって大きくなったり小さくなったりするのですが「相続財産としての現預金」の範囲として、ここでは次のものを指しています。

・現金

・普通預金

・定期預金

・積立預金

※預金の名称は、金融機関によって様々あります。

実際に現金として存在しているもの、解約すればいつでも現金になるものとイメージしてみてください。

注意点として、今回の「相続財産としての現預金」に金融商品(いわゆる株式や債券などの有価証券)は含んでいません。

金融商品は、相続時点の評価によってその価値が変わるため、また別の考え方をしておいたほうがいいでしょう。

メリット

「相続財産としての現預金」のメリットは、次の2点です。

①わかりやすい

なんといってもわかりやすい。

金額そのままが相続財産になるため、その価値は誰が見ても明らかです。

②わけやすい

わけやすいということもあります。

現預金をまたいでの調整は、必要になるかもしれませんが、もらう人(相続人)がわけやすいというのは、大きなメリットです。

わけやすいことが、余計なトラブルの回避にもなります。

デメリット

デメリットもあります。それは、

節税がしにくい

とういこと。メリット①のために出てくるデメリットと言っていいかもしれません。

金額そのままが相続財産であるため、節税という点では工夫がしにくいということがあります。

まとめ

相続財産が「わかりやすく」「わけやすい」というのは、もらう人(相続人)にとって、大きなメリットです。

ただ一方で、節税がしにくいというデメリットもあります。

相続財産の中で「相続財産としての現預金」の位置づけをどのようにしておくか。

事前に話し合っておきたいことのひとつですね。

◉編集後記◉

注文していた自転車が納車になりました。まだあまり乗れていませんが、とっても快適です。後日レビューします。


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