決算書・経費の勘定科目「雑費」:使わないほうがいいの?

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経理処理、取引仕訳の作成をするうえで「雑費」は、あまり使わないほうがいいと言われている勘定科目です。なぜ、あまり使わないほうがいいのでしょうか。

勘定科目「雑費」

事業で行った取引は、取引仕訳という形にして経理処理を行います。

その取引仕訳を作成する際、当てはめていくのが勘定科目です。

商品を仕入れたら「仕入」

電気代や水道代を払ったら「水道光熱費」

この勘定科目のうち、よくわからないという経費に使われがちなのが「雑費」です。

具体的には

・施設や設備の使用料

・放送受信料

・クリーニング代

・清掃代

・研修費や参加費

などがあるでしょうか。

とにかくたまにしか出てこなくてよくわからないものは「雑費にしちゃえ」という傾向があるのは否めません。

ある意味、便利に使うことができる勘定科目です。

福袋

見る人によっては「雑費」は「福袋」に見えます。

何が入っているかわからない。

開けるのが楽しみだな。

普通の福袋には、10,000円の福袋に20,000円のものが入っています。

でも、雑費の福袋には、10,000円の福袋なのに5,000円しか入ってないことが…

この差は経費としては認められないかもしれません。

見る人によっては、開けるのが楽しみな袋(勘定科目)です。

意思のある「雑費」

じゃあ「雑費」は使わないほうがいいの?

そういう訳ではありません。

「雑費」も事業の経費を構成する立派な勘定科目のひとつですので、堂々と使ってもらったら大丈夫です。

ただ、やはり意思のある「雑費」にしたほうがいいです。

・雑費にする理由はあるか。

・他の勘定科目に、当てはまるものはないか。

・そもそも経費にしてもいいのか。

あらためてチェックしてみてください。

まとめ

意思のある「雑費」は、色々なものを詰め込んだ福袋ではなく、それだけが独立した立派な商品です。

「雑費」だからすぐにダメ・あやしい・経費じゃないということはあり得ません。

経費として認められないものなら「仕入」に入っていようが、「水道光熱費」に入っていようが、「雑費」に入っていようが同じです。

意思のある「雑費」になっているか。

少しだけ意識してみてくださいね。

◉編集後記◉

岡山県津山市のコメダ珈琲に行きました。有名ですが初体験。ジュースが変わった入れ物にはいってました。


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