失敗することが怖いです。それは、人と違うことをして失敗することを恐れていた世代を歩いてきたからかもしれません。失敗する怖さと向き合うために、考え方を変えました。
失敗が怖い
約10歳年上の兄と兄嫁の義兄がいます。
二人とも、ビジネス的にも社会的にも責任を取らないといけない立場にあり、いつも色々なことを相談して、頼りにしている存在です。
先日、三人で話をしていた時のこと。
私が「人と違うことをして、失敗することが怖い」と言うと、二人ともそれがよく理解できないという様子でした。
ロストジェネレーション
1977年生まれの私は、団塊ジュニアいわゆるロストジェネレーションど真ん中の世代です。
大きな失敗もなければ、大きな成功もない。ずっとまあまあで歩いてきました。
「誰かがなんとかしてくれる」
「みんなそうなんだから大丈夫」
誰かが手をあげるのを待って、みんながあげだしたら、じゃあまあという空気がいつもありました。
人と違うことをして失敗することを、ずっと恐れていたんです。
失敗を選ぶ
失敗する怖さと向き合うために、考え方を変えました。
それが「納得できる失敗を選ぶ」ということです。
失敗するのが怖いというマインドは、変えられません。変えられないので、逆に自分から納得できる失敗を選ぶことにしました。
失敗しない方法を選ぶのではなく、納得できる失敗を選びます。
失敗してもそこから見えてくるものが必ずある。そのことは、経験値からわかるようになってきました。
だからこそ、納得できる失敗を選ぶ。そう考え方を変えました。
まとめ
失敗とミスは違います。
ミスは、仕組みを工夫することで徹底的に減らすことができますし、私が得意としているところです。
単純なミスではなく、新しいこと、人と違ったことをするときに出てくるのが、失敗するかもというマインドです。
失敗するのが怖い。だからこそ、納得できる失敗を選ぶ。
今まで培ってきたマインドは、すぐに変えられるものではありません。でも、考え方を変えるだけで、向き合い方が違ってきます。
今日で39歳になりました。まだまだ先へ進みます。
◉編集後記◉
電子レンジが壊れました。学生時代から20年ずっと使い続けてきたものです。よく頑張ってくれたなあと感傷にひたっていると、隣で「次は、絶対クッキー焼けるやつにするんだ〜♪」とワクワクしている人が。そんなもんですか。