バーガー10年分!:個人で応募した賞金をもらった場合

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個人で応募した賞金をもらった場合は、所得税の確定申告の対象になります。通常は、一時所得になるのですが、こういった場合は違う所得になることもあります。

懸賞の賞金

今回例にするのは、某大手ファーストフード店の新しいハンバーガーの名前募集というもの。

賞金は「バーガー10年分」で、その金額は1,423,500円(390円 × 365日 ☓ 10年分)です。

これを個人でもらった場合、所得税の確定申告の対象になります。

どういった所得で申告すればいいのでしょうか。

一時所得

通常、懸賞の賞金・福引の当選金は、一時所得(いちじしょとく)という所得の区分になります。

一時所得として、確定申告しましょう。

(計算式)

総収入金額 − その収入を得るために支出した金額 − 特別控除(50万円)

ここで、今回例にした懸賞でいえば、当選した同じ名前で何名かの応募があった場合には、賞金を当選者の頭数で等分するようになっています。

もし、頭数が3人なら

1,423,500円 ÷ 3人 = 474,500円

これだと特別控除(50万円)の範囲になりますので、所得としては算出されません。

この賞金のみでいえば、税金はかからないということになります。

事業所得

例えば、コピーライターなど「書く」ことを生業としている方であれば、前述の懸賞の賞金は、事業所得(じぎょうしょとく)になる場合があります。

その場合は、他の売上と一緒に事業の売上に計上します。

事業所得の場合、一時所得と異なり単独の特別控除がありません(青色申告の特別控除はあります)。

その金額がいくらになったとしても計上が必要です。

例えば当選者が300人いて、賞金が

1,423,500円 ÷ 300人 = 4,745円

になったとしても、事業の売上として計上が必要になりますので、注意してみてください。

まとめ

今回の一時所得と事業所得のように、同じ収入であっても立場によって所得の区分が変わるということがあります。

「特別控除が使える」となると、より有利な所得に区分したいと思うのが人の常ですよね(^^)

ただ今回のように、前提として、そもそもの所得の区分が合っているのか?ということがあります。

注意してみてくださいね。

所得の区分については、こんな記事「個人の確定申告:マンガを売ったら申告したほうがいい場合もある」もお役に立つかもしれません。

 

 

◉編集後記◉

春になるとレゲエが聞きたくなります。なので、私にとって確定申告といえばレゲエです。

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