所得税より消費税は公平?:税負担について考えていただくこと

FF4FEE4F-8BA8-45BF-BFF5-0E279A9C0A82個人の所得税の確定申告の申告期限は3月15日ですが、消費税の申告期限は3月31日です。平成27年分は、消費税も合わせて申告しますという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

勤労を罰する所得税

所得税は、勤労を罰している。

所得税の負担について、このように表現されることがあります。

所得税は、個人が得た所得(わかりやすくいえば給料)に対して課される税金です。

つまり、働けば働くほど負担する税金は増える。

特に日本の所得税は、累進課税(るいしんかぜい)です。

累進課税は、所得が増えれば税率が上がるという構造になっていますので、よりその負担は加速します。

まるで働くことに罰を与えているようにも思えます。

消費税は公平?

消費税はどうでしょうか。

消費税は、消費する行為に税金がかかります。

お年寄りでも子供でも関係ありません。

消費すればしただけの税負担。

税金を払いたくなければ、消費しなければいいというロジックも成り立ちます。

負担だけでいえば公平な税金なのかもしれません。

考えていただくこと

税金は、突き詰めて考えると「負担をどこに持っていくか」ということになります。

もちろん、所得税よりも消費税のほうがいい税金だと言っている訳ではありません。

逆進性(ぎゃくしんせい)という問題もあります。

これは、すべての人に同じ消費税率を課すことで、所得が低い人ほど税負担が重くなり(生活がしんどい)、高い人ほど軽くなる(生活がラク)という無視できない問題です。

前述したことは、税金の話のほんの一部分です。

でも、ちょっとしたことですが、考えていただくことで所得税や消費税に対する印象は、変わったのではないでしょうか。

まとめ

税金の負担は、

・どのような構造になっていて

・どのような問題があるのか

きちんと整理してお伝えし、考えていただけるように準備しておくこと。

それも税理士の責任のひとつであると思っています。

なるべく負担しない方法を考えるだけでなく、なぜ負担するのかも考えていただけるようにしなければいけませんね。

税金との付き合い方について、こんな記事「事業と税金:勝つか負けるかではなく引き分け続けること」もあります。

 

 

◉編集後記◉

インフルエンザ旋風が起きている我が家。長男は復活してきましたが、次男が熱にうなされています。

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