賃料とってもええよな:経費になるかならないかの判断に加えておくべきこと

プロローグ

社長「わしの車を配達用に1日貸したんじゃけえど、車の賃料、会社からとってもええよな」

私「いいですよ。いくらぐらいですか」

社長「そうじゃな10万ぐらい?」

私「じゅ…10万ですか」

経費になるかならないかの判断

経費になるかならないかの判断については、以前こちらの記事「番犬の餌代は経費でええよな:経費になるかならないか重要な2つの考え方」に書きました。まずはそのおさらいです。

判断1つめ
直接に要した費用かどうか
売上をあげるために必要な経費。(わかりやすい例でいうと売上と仕入の直接関係)これが直接に要した費用かどうかになります。

判断2つめ
客観的に明らかかどうか
誰がみても経費だと納得する主張ができるだけの根拠材料・資料がある。これが客観的に明らかかどうかになります。

さらに加えておくべき重要な考え方

上記の2つを押さえておけば、それが経費になるかならないかの判断はできます。ただ、それだけでは少し不十分なところがあります。
さらに加えておくべき重要な考え方、それは「経済的合理性」です。会社はその事業活動によって、会社の利潤を最大化するため行動します。そのため、物を購入したり、サービスを受けたりするときは、通常利潤が最大化するようその支払い金額が対価として適正かどうかを考えます。つまり、他と比較して無条件で高額な料金を支払うということはないはずです。

今回の場合は

「直接に要した費用かどうか」

個人の車ですが、ワゴン車で商品の配達に使用しています。支払いは、売上をあげるため直接に要した費用です。

「客観的に明らかかどうか」

業務カレンダーで車を使用した日(1日)を特定できます。その使用状況は、事業の用に供したことが客観的に明らかです。

この2つの判断から経費にはなりそうです。
ここで、さらに「経済的合理性」についてなのですが…

エピローグ

私「ちょっと10万は取りすぎですね」

社長「なんで?ええやろ」

私「社長さん、今レンタカー借りたら1日どのくらいします?」

社長「1、2万?」

私「だったらレンタカー借りた方が良くないですか」

社長「・・・まあ普通そうするな」

私「あと回数にもよりますが所得税の確定申告が必要になるかもしれません」

社長「・・・ほんならやめるわ」

私「(笑)妥当な金額を出しますからやめなくてもいいですよ〜」


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