忘れないのが一番です:不納付加算税を徴収されない場合とは

スクリーンショット 2015-07-10 5.50.11

源泉所得税の納期特例を受けている事業者の方は、今日が1月〜6月分の納付期限です。納付期限を過ぎると不納付加算税を追加で徴収されますので、納付がまだという方はご注意ください。ただ、この不納付加算税、ある要件に当てはまると徴収されない場合もあるんです。

不納付加算税とは

不納付加算税(ふのうふかさんぜい)とは、税金を期限までに納めなかった場合のペナルティの一種です。他に過少申告加算税(かしょうしんこくかさんぜい)、無申告加算税(むしんこくかさんぜい)、重加算税(じゅうかさんぜい)などがありますが、不納付加算税は源泉所得税が納期限までに完納されなかった場合のみ発生するところが特徴です。

徴収されない要件

この不納付加算税、原則は遅れると徴収されてしまうのですが、ある要件にあてはまると一回は許してもらえます。
その要件とは
①直前1年以内に法定納期限が到来する源泉所得税について期限後納付がなく
②法定納期限から1ヶ月以内に納付されている
場合です。
要するに、いつも遅れてないんなら早めに納付したら許してあげるということです。

これは許してもらえない

ただし、延滞税(えんたいぜい)は別です。納期限の翌日から完納される日までの日数に応じて、利息に相当する延滞税が課されます。納期特例にしている場合、6ヶ月分ですので納付額が多額になっていることもあり、こちらのほうが要注意かもしれません。ただ、利率は平成27年1月1日から12月31日までの間は年2.8%と以前(26年は2.9%、25年は4.3%)よりは低くなっています。

まとめ

まず、納期限に遅れないことが第一ですが、遅れたとしてもこのような要件を満たせば徴収されない場合もありますので、あわてず早めに納付しましょう。ただ、この要件、普段からきちんとしていなければ満たされない要件でもあります。ちゃんとしている納税者だけ救済しますよということは、まず納期限に遅れないようにしなければいけない。ということは、普段から納期限に遅れないように注意して・・・と最初に戻ってくるのです。いずれにしても今日が納期限、納め忘れのないようご注意ください。


にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ