相続税の申告に必要な資料:土地の全部事項証明書

スクリーンショット 2016-04-15 10.24.18相続税の申告に必要な資料のひとつに、土地の全部事項証明書があります。「土地の履歴書」とも言えるこの全部事項証明書、こういった理由で入手する意味があります。

全部事項証明書

全部事項証明書(ぜんぶじこうしょうめいしょ)は、以前は謄本(とうほん)と呼ばれていました。

謄本という名称は、法務局が紙で登記簿を管理していた頃の名残です。

登記簿が機械化されたことに伴って、その名称が謄本から全部事項証明書に変わりました。

ですので、今でも法務局で登記簿の写しを入手するときは、

「謄本を取る」

という言い方をします。

もちろん、謄本と呼ぶのも間違いという訳ではありません。

土地の資料

相続税の申告に必要な資料のうち、土地に関するもので特に重要なものといえば、市区町村が発行する

「固定資産評価証明書」

です。

この固定資産評価証明書によって、

・地目

・地積

・評価額

など、その土地の価値を知るのに、最低限必要な情報を得ることができます。

場合によっては、この固定資産評価証明書だけで、その土地の十分な評価を出すこともできます。

では、土地の全部事項証明書を入手する意味はどこにあるのでしょうか?

知りたいこと

土地の全部事項証明書を入手すると、固定資産評価証明書だけでは知ることができなかったことを知ることができます。

主には

・正確な持ち分

・所有にいたった経緯

・権利者などの付属の事項

など、その土地についてより深い理解を得ることができます。

特に、相続人の方からお話をお聞きしただけではぼんやりしたところがある場合、必ず全部事項証明書を入手して確認をします。

この確認によって、その土地の評価が大きく変わることもあるからです。

まとめ

土地の全部事項証明書は、固定資産評価証明書では知ることができないことを知ることができます。

その確認によって、土地の評価が大きく変わることもありますので、その入手は重要な手続きのひとつですね。

土地の全部事項証明書は「土地の履歴書」です。

見るだけで色々なことを知ることができますので、一度入手して眺めてみるだけでも面白いかもしれません。

相続税の申告に必要な資料収集については、こんな記事「相続税申告のための資料収集:市町村にある集成図が使えます」もお役に立つかもしれません。

 

 

◉編集後記◉

昨日は、プールに行ってサッカーという過密スケジュール。子供は元気ですね。

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