地目の判定で迷いやすいもの:菜園や通路・駐車場がある場合

712D2FC8-A1C3-44F0-9BBE-CBADC3855EA5相続税・贈与税の計算の中でも大きなウエイトを占める土地の評価。その評価は地目別に行うことになっています。

土地の評価

相続税・贈与税の計算の中でも、土地の評価は大きなウエイトを占めています。

土地の評価は、千差万別です。

その土地がおかれている状況によって、様々な検討を加えていかなければいけません。

これ!

といった絶対のものがなく、個別の判断をしていくため、時間をかけて土地の特性をひとつひとつ見ていきます。

今回は、その特性を見るひとつの要素、地目の判定についての話です。

地目の判定

土地の評価は、地目別に行うことになっています。

地目は、課税時期(一般的には亡くなられたとき)の現況によって判定し、具体的には下記のように列挙されています。

【1】宅地

【2】田

【3】畑

【4】山林

【5】原野

【6】牧場

【7】池沼

【8】鉱泉地

【9】雑種地

判定で迷いやすいものを見てみます。

判定で迷いやすいもの

①菜園

野菜や果実を耕作する土地は、一般的には「畑」です。

では、

自分のところで食べるためにちょっと野菜を作っている菜園(いわゆる家庭菜園)の土地は?

屋敷内の土地の一部を利用している菜園の場合、通常「宅地」になります。

②通路

建物が奥まったところにあるため、道に出るまでの通路がある。

この通路は?

「道路」とはなりません。

私的な通路部分であれば、建物の敷地と一体で利用するものとして、通常「宅地」になります。

③駐車場

建物が建っている宅地の一部に駐車場がある。

この駐車場部分は?

土地全体の利用状況から、駐車場部分を個別には認識しません。

通常は、駐車場部分も含めて「宅地」となります。

まとめ

土地の評価は、千差万別です。

時間をかけてその土地の特性をひとつひとつ見ていかなければいけません。

今回の地目の判定も、その特性を見るひとつの要素。

これだけで語れるものではなく、事例や裁決を含め幅広く検討していく必要があります。

それでも結論が出ないこともしばしば…

だからこそ、難しく、面白くあるともいえます。

地目については、こんな記事「登記地目と現況地目:2つが違っている場合の弊害は?」も書いています。

 

 

◉編集後記◉

兄の影響で昨日から次男もサッカーをはじめることに。続けられるかどうか少しだけ心配です^^;


にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ