実感のある税理士でないと:相続の話はしてはいけない?

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残りの人生が実感として見えているから相続の話ができる。いろんな目線があるというお話です。

実感のある税理士

「55歳にならないと相続の話はまともにできない」というお話をお聞きしました。

これは、55という数字にこだわっているわけではなく、ある程度の人生経験がなければ、相続の話は実感を持ってできないのでは?ということだと思います。

残りの人生が実感として見えていないと自分事にはできない。

そういったことなのでしょう。

相続を経験する年齢

相続を経験する年齢は、被相続人(亡くなられた方)の高齢化が進み、以前よりも高くなっています。

・被相続人 80代・90代

・相続人(子) 50代・60代

・孫 30代・40代

・ひ孫 10代

というのが、最近の相続を経験するスタンダードな年代ではないでしょうか。

昭和50年代生まれの私は、被相続人にとっては孫の世代。

今、相続を経験する年齢の方たちにとっては、子供の世代です。

下から目線

相続については、税金のことだけではなく、たくさんの話を整理しながら進めていかなければいけません。

よくよく話をお聞きしてみると、

・税金の問題ではなかった

・感情のもつれだった

・過去の行動や言動に問題があった

ということもよくあります。

相続税の申告そのものよりも、むしろその周辺のことに気を配らなければいけないのです。

30代(といってもギリギリですが)である私は、被相続人にとっては孫の世代、相続人にとっては子供の世代です。

とても人生経験が豊富とはいえないかもしれませんね。

残りの人生が実感として見えているかと言われると、頭ではわかっていても、本当の実感としては持てていないというのが正直なところです。

ただ一方で、50代・60代の方にはない目線を持つことができます。

・いずれもらうことになる立場の気持ち

・自分はどうしておけばよいのか

・今よりも、20年後、30年後が不安

いわば、下から目線です。

相続は、ここをかわせばおしまいという訳ではありません。

ずっと続いていくものです。

自分の年代になったときにどのような状況になっているか、下から目線で「長持ちする相続」を心がけています。

まとめ

残りの人生が実感として見えていないと自分事にはできない。

それは、事実としてあると思います。

実感のある税理士のほうが、相続の話には向いているのかもしれません。

ただ一方で、もらうほうの目線にはなりにくいでしょう。

ずっと続いていく相続。

今だけでなく、その先の話もしておく必要があります。

大事なのは、それぞれの目線があるということ。

両方の目線を意識して「長持ちする相続」になるよう心がけています。

「長持ちする相続」については、このような記事「長持ちする相続:相続と家を建てることは似ている」も書いています。

 

 

◉編集後記◉

眠るときの温度調整に気をつかいます。エアコンをつけて眠ることはありません。自然の温度調整です。


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