青色申告と白色申告の違い:複式簿記であることのメリット

スクリーンショット 2016-08-14 7.35.30青色申告と白色申告の違いは、その特典の違いだけではありません。単式簿記か複式簿記かで見えてくるものが違うというメリットもあります。

青色申告と白色申告の違い

青色申告と白色申告の違いといえば、よく取り上げられるのが、その特典の違いです。

青色申告のほうが、

・控除額がある

・赤字を繰越できる

・家族の給与がとれる

など、節税になる有利な特典がたくさんあります。

ただ、これらの特典を受けるために、やらなければいけないことも出てきます。

そのやらなければいけないことのひとつが、複式簿記。

複式簿記というと、

・面倒くさい

・ややこしい

・やることが多い

という印象でしょうか。

複式簿記は、青色申告のひとつの壁になっていますね。

今回は、この面倒な複式簿記をやらなければいけないことで、見えてくるものがある。

それは、こんなメリットにもなるというお話です。

単式簿記と複式簿記

単式簿記と複式簿記の違いを一言で言い表すと、

単式簿記は、

「いくら儲かったか?」

で、

複式簿記は、

「いくら儲かって、どのように残っているか?」

です。

この「いくら儲かったかだけわかるようにする」と「いくら儲かってどのように残っているかまでわかるようにする」では見えてくるものに相当な違いがあります。

見えてくるもの

「いくら儲かったか?」と「いくら儲かって、どのように残っているのか?」

見えてくる違いは、

「次のアクションへの後ろだて」

です。

「いくら儲かって、どのように残っているのか?」

それがわかると、事業を押す力が違います。

・新しいことに挑戦できるのか

・事業を続けていくことができるのか

根拠のない自信が、根拠のある自信に変わる。

これは、複式簿記だから見えてくるメリットです。

まとめ

青色申告と白色申告の違いというと、通常その特典ばかりがフォーカスされます。

もちろん特典も大事です。

ただ、特典だけでなく、複式簿記にすることで事業の見えかたが違ってくる。

事業に対する根拠のない自信が、根拠のある自信に変わる。

それが、青色申告であること=複式簿記であることのメリット。

さらに税務上の特典もある。

そう考えることで、面倒な複式簿記が少し楽になるかもしれません。

個人と事業のお金について、こんな記事「事業主貸と事業主借:個人と事業の理想の関係性とは?」も書いてます。

 

 

◉編集後記◉

昨日は、家族でボルダリングに。長男の身が軽く、意外と上手なことが判明。新しいことにも挑戦させてみると色々な発見がありますね。


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