屋号ではどうなるか:インターネットバンキングの事業利用について実際に聞いてみた

05384D2A-BA7C-4894-ADFD-A48B1E709747インターネットバンキングを事業に利用することが一般的になってきました。このインターネットバンキングは、法人で利用するなら月額の基本利用料がかかるというのが通常です。では、個人の事業用に屋号で利用する場合どうなるのでしょうか。

インターネットバンキングとは

インターネットバンキングとは、ID・パスワードでログインすることにより、インターネット上で自身の口座の残高・入出金明細の照会、振込、口座間の振替などができる銀行の口座利用サービスです。自身のパソコンが銀行のATMや窓口になったというイメージです。銀行に出向いて行っていた諸手続きを、インターネット上で済ますことができます。

リスクや負担があっても利便性はいい

リスクがあります。最近の報道等でもあるように、悪意のあるサイトにパスワードを盗まれ、預金を勝手に引き出されるなどの被害が出ています。
負担があります。法人利用では、多くの地方銀行で、利用する手続きの内容により月額1,080円から5,400円の基本利用料がかかり、そのうえで振込料、振替料などの取引ごとの銀行手数料(通常よりは安くなっています)がかかります。個人利用は、だいたいのところで、この基本利用料が無料になっています。
ただ、利便性はとてもよいです。特に利用時間の制約がなくなる(多少はありますが)というところが、お一人で業務も経理もこなしているというような事業所では、かなり有効です。銀行に行く・待つという時間の無駄も省けます。

屋号であっても法人と同じ取扱い

では、本題の「個人の事業用に屋号で利用する場合、基本利用料はかかるのか」ですが、実際にとある大手地方銀行で聞いてみると、次のように教えていただけました。

「インターネットバンキングが法人利用になるかどうかは、利用する人が法人か個人かというくくりではなく、利用状況が事業利用か個人利用かで判断している。個人でも、事業利用ならば法人利用として契約を結んでもらわないといけない」

つまりは、事業用に使うんなら基本利用料払ってくださいということでした。

まとめ

今回の話は、地方に住んで事業をしていると一番縁のある、地方銀行の口座のインターネットバンキング利用の話です。
インターネット上だけで口座を持てるネットバンクのことは視野に入れていません。利用料や手数料では、こちらもかなり有利だと思います。
ゆうちょ銀行は、法人と個人の区別をしていないようです。利用料については同じく有利だと思います。
インターネットバンキングの利用は、まずはリスクをクリアにしなければいけません。その後、負担と利便性を比べてみて価値を感じたら、経理を効率化するとても有効なアイテムだと思います。


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