こだわらなくてかまいません:領収書は宛名より内容が重要です

スクリーンショット 2015-07-22 6.09.20いつも宛名を書いた領収書をわざわざ用意してもらっていますか。もし、必要以上に気にしているのなら今日から止めてもかまいません。領収書で重要なことは、その内容です。宛名ではありません。

領収書都市伝説

「領収書があればすべて経費で落とすことができる」「領収書があればなんとか経費になる」と思っている人は、まだかなりいるのではないでしょうか。これはもはや都市伝説です。
内容を見ずに領収書さえあればOKなどということは決してありません。このように思っている人にとっては、宛名が誰になっているかということは、重要なことなのかもしれません。

宛名にはこだわらなくていい

私が、領収書を確認する場合、宛名はほとんど見ていません。宛名を確認する時間があれば、その内容のほうをじっくり見ます。確認する順序でいうと、①内容②相手先③金額④日付⑤宛名といったところでしょうか。これは、税務署や他の税理士さんも同じではないかと思います。
宛名が重要になる場合もありますが、宛名さえ会社になっていれば会社の経費で落とせるというものではありません。逆に、宛名が個人の名前であっても会社の経費にすべきものもあります。領収書で重要なのは宛名ではなく、やはりその内容です。

領収書でなくてもいい

「宛名を書いた領収書をもらい忘れました。レシートでも大丈夫ですか」という質問をいただくことがあります。
かまいません。むしろレシートのほうが内容を確認しやすく助かります。ただ、レシートには、経年劣化しやすいものが多く、保存方法には注意する必要があります。

宛名が重要になる場合

宛名が重要になる場合もあります。それは、名義との連動を確認したいものを購入している場合です。
例えば、車を購入して名義は個人になっているのに、領収書は会社の宛名になっている。個人が支払うべきものを、会社が支払っているということになれば、みなし給与(会社が個人に利益供与している)の可能性なども出てきます。
このような場合は、名義とお金を支払った人が同一だということを確認できるように、宛名をきちんとしておく必要があります。

まとめ

領収書に重要性がないわけではありません。証票として会社に保存しておくべき重要な書類です。ただ宛名については、それほど気にする必要もありません。忙しそうなのにレジの人に領収書を頼むのが気がひけるな〜という方は、場合によっては止めてしまってもかまいません。ただ、それに代わるもの(レシートなど)はしっかりとっておいてくださいね。


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