長持ちする相続財産の分け方:利用価値から考えてみる

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どう分けますか

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※かなりシンプルにしています。

相続人は、2人です。

このような相続財産の状況である場合、どのような分け方をしますか。

経済価値

経済価値を、同水準にする。

そうするとこのような分け方になります。

相続人A

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相続人B

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これで、この相続財産の分け方については、ある程度の納得ができるのではないでしょうか。

経済価値(金額)で等しく分けることができています。

ただ、財産がばらけてしまっているようにも感じますね。

このような視点・考え方もあります。

利用価値

利用価値から考えてみる。

「どのように利用していくか」を考えてみると、このような分け方ができます。

相続人A

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相続人B

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これは、土地をある程度まとめて相続し、その利用価値を高める分け方です。

その土地が、商業地域に所在する土地である場合、まとまった土地であるほうが利用価値は高まります。

また、たとえ田畑であったとしても、まとまっていることで

・効率のよい耕作ができる

・借り手(耕作者)が見つかりやすい

というメリットがあります。

ここでは、

相続人Aが、田畑とやや評価額が高い宅地を

相続人Bが、居宅地とやや評価額が低い土地を

まとまりを持たせて相続するという分け方をしてみています。

経済価値(金額)には差が出てしまいますが、利用価値のメリットが感じられたらこのような分け方もありではないでしょうか。

まとめ

利用価値から考えてみる。

平等に分けるという点では、経済価値(金額)は、最も強い判断基準です。

ただ、それによってまとまった土地がバラけてしまい利用価値が下がれば、その維持には必要以上のキャッシュや手間がかかります。

長持ちする相続を目指すなら、利用価値からも考えてみる。

長持ちする相続財産の分け方:将来キャッシュの組み合わせ」と合わせて持っておきたい視点・考え方です。

 

 

◉編集後記◉

昨日は、オフ。色々な方のブログを読んでいました。自分発信してあるものは、やっぱり面白いですね。


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