同族会社ってどんな会社?:法人(会社)と個人は別人格

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同族会社って?

同族会社というワード。

世間でよく耳にする同族会社は、

・家族経営

・創業者一族での経営

などを指して使われていることが多いように思います。

ただこれは、同族会社というよりも同族経営と言ったほうがいいでしょう。

同族経営と同族会社は混ぜて使われることも多いですが、本来は別モノです。

同族会社は、法人税法上の定義だからです。

法人税法上の定義

法人税法では、第二条(定義)の中で

『同族会社』を

会社の株主等(その会社が自己の株式又は出資を有する場合のその会社を除く。)の三人以下並びにこれらと政令で定める特殊の関係のある個人及び法人がその会社の発行済株式又は出資(その会社が有する自己の株式又は出資を除く。)の総数又は総額の百分の五十を超える数又は金額の株式又は出資を有する場合その他政令で定める場合におけるその会社をいう。

と定義しています。

簡単にすると

3人以下の株主でその会社の株式の半分よりたくさんの株式を持っている

こういった会社を法人税法上の同族会社といいますので、正確には同族会社が、同族経営全般を指すものではないということがわかります。

この同族会社。

実は世にいう中小企業であれば、ほとんどの会社が当てはまります。

また、同族会社には、税金面での注意点もあります。

法人と個人は別人格

同族会社の税金面での注意点には、

・留保金課税

・みなし役員

・行為又は計算の否認

などがあります。

それぞれの内容については、個別に詰めていく必要がありますが、これらに共通して言えることは、

好き勝手したらいけませんよ!

と決められているということ。

俗に「会社の私物化」と言われるものなのですが、

法人(会社)と個人は別人格ですよ。

それは、しっかり意識しておいてくださいね。

ということが、この同族会社を定義することによっても、示されています。

まとめ

同族会社ってどんな会社?

もちろん、

同族会社であること=悪いこと

ではありません。

ただ、

法人(会社)と個人は別人格

このことは、経営上においてだけでなく、税金面でも忘れないようにしなければいけません。

それは、同族会社を定義することによっても、示されているともいえます。

 

 

◉編集後記◉

昨日は、終日出張。週末にある岡山県知事選挙の不在者投票にも行ってきました。


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