【相続税の税務調査】名義預金って何でわかる?:結果と経過が合っていない

 

相続税の税務調査でよく指摘されるのもののひとつが、名義預金(めいぎよきん)です。

名義預金(めいぎよきん)

名義預金(めいぎよきん)は、

その名の通り

名義だけがその人のものになっている預金

のことを言います。

名義預金が、

実質的には亡くなられた方のものだ

と認定されれば、

その預金は相続財産になります。

調査になる確率が全体の2割

とも言われている

相続税の税務調査

その相続税の税務調査の中で、

一番指摘されることが多い

といってもいいのがこの名義預金です。

なぜ、指摘されていしまうのでしょうか?

結果と経過

結論からいうと、

結果と経過が合っていない

ことにつきます。

ここでいう

結果とは、

預金残高

経過とは、

それが形成される過程

のことをいいます。

残高がたくさん残っていること

それ自体は問題ではありません。

どのように形成されたのか?

が問題です。

具体例をみてみましょう。

具体例

税務調査では、

亡くなられた方本人の預金だけでなく、

家族の預金も調べます。

少なくとも同居している家族の預金残高までは

調べられると思っていただいておいて間違いないでしょう。

【具体例】

・高校生の孫

・預金残高は1,000万円

・そういった預金があることを税務調査で指摘された

前述したように、あるという事実だけでは問題になりません。

どのように形成されたのか?

が問題です。

これが

・幼少の頃からタレントとして活躍し、その報酬を貯蓄したもの

・あるスポーツの強化選手に指定されていて、育成費として送られたもの

・何年か前に相続したもので、すでに申告は済ませてある

というような具体的な

経過(形成される過程)

を説明することができれば、

そういった預金がある

ということだけで問題になることはありません。

ただ、何もなければ?

高校生が簡単に貯蓄できるような金額ではありません。

名義預金である可能性は高くなります。

まとめ

相続税の税務調査で一番指摘されることが多い

と言ってもいい名義預金(めいぎよきん)

ただ、

・そういった預金がある

・残高がたくさん残っている

ということだけで

=(イコール)名義預金

になる訳ではありません。

名義預金は、結果ではなく、経過が重要です。

ついつい結果にだけ注目して、

経過をおろそかにしてしまいがちですが、

実際に当てはまりそうな預金がある場合は、

経過がきちんと説明できる準備をしておきましょう。

その準備がきちんとできているという方でしたら、

心配しすぎるということはありません。

堂々と本人の預金であることを主張しましょう。

相続税の税務調査については、このようなこと「相続税の税務調査:逃れられない質問がある」にも気をつけておくとよいかもしれません。

 

 

◉編集後記◉

もうすぐ住んでいる地域のお祭りがあります。日曜日はその準備。子供たちはサッカーの試合です。


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