【年末調整2016】住宅ローン控除の気になること:住宅借入金の年末残高は予定額?

 

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住宅借入金の年末残高に「予定額」という記載がある。気になったことはありませんか。

住宅ローン控除

住宅ローン控除をざっくり言うと

住宅ローンの残高に応じて所得税の控除を受けられる

制度です(本当にざっくりです)。

サラリーマン(給与所得者)の方でしたら、
1年目は確定申告をしなければいけませんが、
2年目からは年末調整で完結することが可能ですね。

その場合に必要になるのが

「◯◯年分 給与所得者の【特定増改築等】住宅借入金等特別控除申告書」と
「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」

今回の話は特に、

「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」の住宅借入金等の金額
>年末残高欄に「予定額」と書かれている点

についてです。

年末残高に「予定額」と書かれている

「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」の住宅借入金等の金額
>年末残高欄に「予定額」と書かれている。

例示するとこのようになっています。

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(国税庁HP『平成28年分年末調整のしかた』❒から抜粋keynoteで加工)
※金融機関によって様式が異なっているものがあります。

このように金額のところに「予定額」という表示があります。

でも、予定はあくまで予定ですよね。
予定額のまま申告してしまっても大丈夫なのでしょうか。

予定額でもいいの?

結論からいうと

「予定額」で申告していただいても問題ありません

ただし、それは

年末残高に変更がない

ことが前提です。

申告はあくまで、
対象となる年の12月31日現在の残高で
行わなければいけません。

証明書の発行日が12月31日よりも早い(10月頃)ため、
手続き上どうしてもこのようなかたちを取っています。

前掲した『平成28年分年末調整のしかた』❒にも注意事項としてこのような記載があります。

予定額による証明である旨を付記してある「年末残高等証明書」に基づき(特定増改築等) 住宅借入金等特別控除の適用を受けた後、その住宅借入金等の返済が遅延したこと又は一部を 繰上返済したことなどにより実際の住宅借入金等の年末残高がこの証明書に記載された額と異 なることとなった場合には、改めて借入等を行っている金融機関等から実際の返済等の額による「年末残高等証明書」の交付を受け、これに基づいて正しい申告書を提出し直す必要があり ます。

まとめ

年末調整の住宅ローン控除で気になること。

住宅借入金の年末残高は、

「予定額」

のまま申告していただいても大丈夫です。

ただしそれは、

年末残高に変更がない

ことが前提です。

変更がある場合は、金融機関等に改めて証明書の交付を受け、
申告する必要がありますのでご注意ください。

 

 

◉編集後記◉

昨日は、気持ちのいい天気の一日でした。外を走りまくりたいという子供たちの希望?がかなってよかったです(^^)


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