成果までルーティン化していませんか。
ルーティン
ルーティンとは、
・決められた一連の動き
・きまりきった仕事や作業
を指していいます。
スポーツ選手が、
勝負どころで見せる
パフォーマンスとしても
有名になりました。
決められた一連の動きをすることで、
心の平静を取り戻し、
平常時と同じパフォーマンスが出せる。
そういった効果があると言われています。
ただ、経営と数字については、
こういったものまでルーティン化してはいけません。
成果をルーティン化
昨年の売上は100だった。
今年の売上目標は105で、5%増にする!
あれ?
そういえば去年も確か5%増だったような…
こういった話に心当たりがあれば、
その5%増は、ルーティン化された5%増かもしれません。
成果をルーティン化している状態です。
成果と変化
成果が変化するためには、
その要因となることが必要です。
単純に、
目標5%増!
と言うだけでは、
売上は5%増にはなりません。
その要因が働いてはじめて、
売上は5%増に変化します。
そのため、
5%増になる事実よりも、
その要因のほうが重要です。
どのような成果を残したいか?
そのために、
成果を裏付ける要因があるか?
5%増の目標があるから、
5%増になった訳ではなく、
ある要因によって成果があがり、
結果として5%増になる。
その順番を意識しておくことが必要です。
まとめ
経営と数字
成果までルーティン化しない。
本来、成果は要因によって変化するものです。
5%増の目標は、
「いつも通りの目標」
になっていませんか。
確かにルーティン化すれば、
気持ちがラクになり、
本来の力が発揮できるようになるかもしれません。
ただ、経営と数字については、
ルーティン化に馴染まないものがある。
意識しておきたいところです。
◉編集後記◉
パートナーから晩御飯メニュー提案をされる前に、すでに同じメニューを作り始めていたというちょっとした奇跡(^^)