年末調整が間に合わない!:という事業所・経理担当者向けマイナンバー収集の考え方

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今年(2016(平成28)年)の年末調整で経理担当者を一番悩ませているもの。それがマイナンバー収集ではないでしょうか。

マイナンバー収集

今年(2016(平成28)年)の年末調整で必要になるマイナンバー

本来は、昨年ないしは今年のはじめから対応すべきことですので、
すでに収集済み、対策済みという事業所・経理担当者の方なら問題ありません。

ただ、
事業所の規模によっては、

人の移動もなかったし、
実はこれから…

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

扶養控除等(異動)申告書に

年末調整時のマイナンバー収集の基本は、
扶養控除等(異動)申告書に必要となるマイナンバーを
記載してもらい、提出時に

・マイナンバーカード

・通知カード+運転免許証

などで、本人確認をする
という手続きをとります。

それが必要になるのが、
2016(平成28)年分の扶養控除等(異動)申告書

本来なら、
昨年の年末調整時に提出を受けているはずのものです。

ただ、
昨年分(2015(平成27)年)の年末調整時には、
税務署や市区町村へのマイナンバーを記載した書類の提出は
必要がありませんでした。

そのため、

・2016(平成28)年の扶養控除等(異動)申告書にマイナンバーの記載がない

ということがあるかもしれません。

また、

・今、書いてもらっているけどカードを紛失しているかも?時間がかかりそうだ

・扶養控除等(異動)申告書は提出してもらったが、記載がなかった

ということもあるでしょう。

そんなときは、
どのようにしたらいいのでしょうか?

その場合はもちろん、

直ちにマイナンバー収集をすべき

なのですが、

それでは年末調整の手続きが間に合わない!

と思われる事業所・経理担当者の方もいらっしゃると思います。

分けて考える

年末調整の手続きが間に合わない!

という事業所・経理担当者の方は、
「年末調整の手続き」と「マイナンバー収集」
を分けて考えるようにしましょう。

本人に配布する源泉徴収票に、
マイナンバーの記載は必要ありません。

必要なのは、

・市区町村に提出する給与支払報告書

・税務署に提出する給与所得の源泉徴収票

の2つです。

これら2つの提出期限は、平成29年1月31日。

マイナンバーがないから
従業員さんの年末調整が間に合わない!

と思う必要はありません。

年末調整の手続きは、例年通り進め、
本人にはマイナンバーの記載がない源泉徴収票を配布。

できていないマイナンバー収集については、
その後、個別に収集していくことも可能です。(ただし、提出期限までですが)

まとめ

年末調整の手続きが間に合わないときのマイナンバー収集

「年末調整の手続き」と「マイナンバー収集」を分けて考える。

すでに収集済み、対策をとっているという
事業所・経理担当者の方なら、問題ありません。

実は、まだ何もやってない
という方であっても、慌てなくて大丈夫です。

マイナンバーが必要になるのは、
来年(2017(平成29)年)の1月31日。

マイナンバーの記載がない書類を
預かっていたとしても冷静に対処しましょう。

給与の締め日、年末調整の手続きの取り方によっては、
異なることもありますが、通常、税務署や市区町村への
マイナンバーを記載した書類の提出は、年末調整の手続きよりも少し先です。

 

 

◉編集後記◉

最近、子供たちの間で流行っている塩おにぎり。作るのは簡単なのですが、塩がどのくらいかかっているかわかりにくいという難点が(^^)


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