レストア(リストア)した車やオートバイ:中古資産にならない場合もある

レストア(リストア)した車やオートバイ。どう考えても中古なのに、中古資産にならない。そういった場合もあります。

レストア(リストア)って楽しそう

・自動車

・オートバイ

・時計

など、
経年劣化や使用劣化により
老朽化したものを
修復・復元して使用することを、

レストア(リストア)

といいます。

旧車をレストアして乗る

なんて、
すごく楽しそうですね。

実際に街で
走っているところを
見かけることもあります。

大事に乗ってるんだな
というのが、
見ているこちらにも
伝わってきますね。

このレストア(リストア)
税法上は、このような取扱いがあります。

資本的支出と修繕費

固定資産に支出するお金。

これには、

資本的支出(しほんてきししゅつ)

修繕費(しゅうぜんひ)

という考え方があります。

修繕費は、

・通常の維持管理

・原状回復

のためのお金。

いわゆる
モノが壊れて直すために使ったお金
を言います。

こちらはわかりやすいですね。

一方、
資本的支出は、

・新たな機能の物理的な付加

・用途変更のための改造や改装

のためのお金。

いわゆる
前よりいいモノにするために使ったお金
を言います。

ただ、その線引きには曖昧なところもあり

資本的支出か修繕費か

意見の食い違いが出るところでもあります。

レストア(リストア)については、
内容によっては修繕費とみることもできますが、
大方の見方は、資本的支出になります。

修繕費にはならず、
固定資産(資本的支出)になるということですね。

さらに、

でも中古だから耐用年数は短いよね

ということにもならない場合があります。

こういった取扱いがあるからです。

中古資産の取得に係る資本的支出がある場合

中古資産であっても、
取得時に一定の基準を超える
資本的支出を行っている場合は、

中古資産の耐用年数ではなく、
新品の耐用年数(=法定耐用年数)で減価償却してね

という取扱いです。

その算式がこちら、

 

資本的支出>再取得価額(注)☓50%

(注)その中古資産を新品で取得(購入)する場合のその取得価額をいいます

 

中古を買う時に、
新品の半額より多いお金をかけて
直して取得したら、新品と同じだよ

ということです。

まとめ

レストア(リストア)した車やオートバイ

どう考えても中古なのに、中古資産にならない

という場合があります。

該当する場合は、耐用年数の設定に注意が必要ですね。

中古資産の耐用年数については、こちらの記事で。

 

 

 

◉編集後記◉

先日から故障中のわが家の給湯器。結局、設備を全とっかえしなければならず…時間がかかりそうでこの時期は辛いです。


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