厚生年金保険の記号番号とは:用語は定期的に見直しましょう

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書類を作成していると厚生年金保険の記号番号を記入しなければいけない欄があったりします。この欄には何を書けばいいのでしょう。この厚生年金保険の記号番号とは、いわゆる基礎年金番号とは違うものなのでしょうか。

基礎年金番号とは

平成9年1月から、すべての年金制度に共通した番号での管理が実施されました。この番号が基礎年金番号です。それまでは、制度によってその番号がいろいろになっていましたが、この基礎年金番号の運用開始により年金の加入記録を各制度を通じて管理できるようになりました。

厚生年金保険の記号番号とは

前述の基礎年金番号の運用が開始されるまで、国民年金、厚生年金保険、共済組合の制度では、加入者の年金番号が各制度独自につけられていました。この独自に付けられていた番号で厚生年金保険の加入者に付けられていたものが、厚生年金保険の記号番号です。

この2つに違いはあるのか

平成8年12月以前から国民年金や厚生年金保険に加入していた人は、加入していた制度の年金手帳の記号番号が、そのまま基礎年金番号になりました。
つまり、基礎年金番号と厚生年金保険の記号番号、通常この2つに違いはありません。厚生年金保険の記号番号を記載する欄には、基礎年金番号を記載すればいいということになります。

古い用語の記載が残っていないか

基礎年金番号制度の開始から20年近く経ちます。年金の番号といえば基礎年金番号ということは、かなり浸透し一般化してきました。ですが、いまだにこの厚生年金保険の記号番号という表現は、見かけることがあります。
このように書類の表現が古い用語の記載のまま残ってしまっていると、少なからず弊害があります。それは、書類の信頼度が担保できないということ。まず記載するのにわからないということがありますが、それに加えてこの書類大丈夫?ということになるかもしれないのです。

まとめ

書類を作成する場合、作成する側からだけでなく、記載する側から見ることも大切です。この表現は今も使われているのか、すでに他のものに変わっているものはないか、確認する必要があります。
もし、従前からの書類をそのまま使っているということがある場合、その表現が古い用語の記載のままになっていないか、見直してみることをお勧めします。


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