お前のものは俺のもの:適正に贈与をするための7つのポイント

お前のものは俺のもの、俺のものは…。適正に贈与をするための7つのポイントです。

贈与ではない

実態は、贈与ではない。

そう判断される場合というのは、どんな時なのでしょうか。

・契約書がなければダメ

・名義が変わっているだけではダメ

・もらったことを認識してなければダメ

といったところが、
よく言われているところです。

いま一度、
贈与ではないと判断されないためのポイントを
整理しておきましょう。

7つのポイント

1.もらう人(受贈者)の認識がある

まずは、もらう人がわかっていなければいけません。

「親が子供の名義を借りているだけ」というのがよくあるパターンです。

2.あげる人(贈与者)の意思がある

意外と見落としがちなこちらのポイント。

あげる人の意思がないまま、
もらう人が勝手に名義を変えてしまっているというパターンがあります。

よく取りあげられる①にかすんでしまうのですが、
贈与はお互いの意思がなければ成立しません。

あげる人の意思も必要です。

3.契約書がある

形式的なことであっても、
贈与が行われたことを証するために必要な書類は揃えておくべきです。

4.きちんと引き渡し・名義変更をしている

・本当は引き渡されていない

・実は名義変更していない

それでは贈与は成立しません。

5.贈与税の申告をしている

4に伴って、
贈与税の申告が必要な場合は申告をしておきましょう。

6.管理すべき人が管理している

子供名義の預金を、
実際には親が管理しているというのがよくあるパターンです。

第三者がみても管理していることがわかる状態をつくっておくべきです。

7.所得税の申告をしている

賃貸用不動産などの場合は特に、
所得税の申告(いわゆる確定申告)が必要になります。

所得税の申告は、自己申告であるため、
もらった人(管理している人)が申告するというのが通常です。

お前のものは俺のもの、俺のものは…

贈与ではないと判断されないためのポイントを整理してみました。

実はこれらのポイント

・すべて揃っていないからダメ

・すべて揃っているからOK

というものではありません(揃っているにこしたことはありませんが)。

実務的には、
これらの一部だけ押さえてある贈与であっても、
十分に贈与として成立している場合もあります。

やはり大事なことは、
贈与した(された)意識レベルが合っているかです。

あの超有名なセリフを引用すると、

お前のものは俺のもの、俺のものは…

ではダメだということですね。

前提として、あげる人(贈与者)に

・いつでも自分のものにできる

・まだ自分のものだ

という意識があっては贈与は成り立ちません。

あげる人、もらう人、
お互いの意識レベルを合わせておくこと。

そのためのコミュニケーションを怠らないことが、
最大のポイントと言っていいかもしれません。

まとめ

適正に贈与をするための7つのポイント

お前のものは俺のもの、俺のものは…

ではいけません。

あげる人、もらう人

お互いの意識レベルが合ってはじめて贈与は成立します。

そのためのコミュニケーションを怠らないこと。

最も簡単で、最も軽視される部分かもしれません。

 

 

◉編集後記◉

昨日は、朝起きたらすぐに気づいてしまうほどの花粉量。むむ〜時期なので仕方ないですが。


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