土地以外のものにも:相続財産を譲渡した場合の取得費の特例

相続財産を譲渡した場合の取得費の特例。土地以外のものにも使えます。

相続財産を譲渡した場合の取得費の特例

相続財産を譲渡した場合の取得費の特例は、

相続により取得した土地などを、一定期間内に譲渡した場合に、支払った相続税額のうち一定金額を譲渡資産の取得費に加算することができる

というものです。

簡単にすると、

相続する

相続税を支払う

相続した土地を売る

支払った相続税が土地を売った金額から、いくらか引いてもらえる

そういった特例です。

土地を譲渡した場合

土地を譲渡した場合は、こういった算式で取得費に加算する金額を算出します。

ただこれに、
平成27年1月1日以後に相続した土地を譲渡した場合には、重要な改正が入りました。

それが、この算式です。

相続したのが、平成27年1月1日

・以前か

・以後か

で算出金額が大きく変わりますので、注意が必要です。

また、譲渡したタイミングではなく、
相続したタイミングで判断するのもポイントです。

株式にも使える

この特例。

土地を売ったときによく使われる特例なのですが、
使えるものは、

・土地

・建物

・株式

などとされています。

株式にも使えるということを
憶えておくと役に立つことがあるかもしれません。

ただし、この特例は、譲渡所得のみに適用がある特例です。

株式等の譲渡による事業所得及び雑所得については、適用できません。

まとめ

相続財産については、その取得費が不明で、
少額の取得費しか計算に入れれないという場合が多いです。

要件を確認して、

相続財産を譲渡した場合の取得費の特例

うまく使っていきましょう。

要件では、

・相続税が課税されていること

・相続開始のあった日の翌日から相続税の申告期限の翌日以後3年を経過する日までに譲渡していること

などがポイントになります。

 

 

◉編集後記◉

昨日は、G.W最終日。次男はパートナーとお出かけ。長男は家に友だちが遊びに来て…。それぞれ最終日を楽しみました。


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