財産を適正に評価するには?:見えたものを常識で疑ってみる

相続税申告のひとつの壁と言ってもいい「財産評価」技術だけでなく、常識も必要だと感じています。

財産評価基本通達

財産評価基本通達(ざいさんひょうかきほんつうたつ)は、
相続税や贈与税を申告する際の財産を評価する指針・ルールになっているもの。

評基通(ひょうきつう)と略されたりもします。

基本的にはこの評基通(ひょうきつう)にしたがって、
作業を進めていけば、財産の評価はできる。

そういうことになっています。

…そういうことになっている

というのが気になりますよね(^^)

評基通だけでは足りないところ

財産を適正に評価する。

そのためには、
評基通(ひょうきつう)だけでは足りないところもあります。

特に土地の評価でいえば、
関連法規や不動産の基礎知識は必須です。

・建築基準法

・都市計画法

・農地法

・森林法

・緑地法

・土砂災害防止法

などなど、
評基通(ひょうきつう)以外のものから得る知識が、
その土地の評価に大きな影響を与えることもあります。

さらに、
その評価を現実的なものにするためには、
こういった視点が必要だなとも感じています。

見えたものを常識で疑ってみる

評基通(ひょうきつう)で評価すると、
その土地は5,000万円だと評価できた。

とりあえず、
それで間違いはなさそうです。

でも、もしその土地を

5,000万円で買ってください

と言われたら?

自分だったら、
絶対に買わない金額(評価)かもしれません。

見えたものを常識で疑ってみる。

もしそれが、現実的な金額(評価)ではない場合、
その土地の評価を色々な角度から再考するきっかけになりますね。

そこであらためて、
関連法規や不動産の基礎知識も生きてくるという訳です。

まとめ

財産を適正に評価するには?

見えたものを常識で疑ってみる。

あくまで個人的見解ですが、
相続税や贈与税を申告する際の財産の評価。

原則は、
時価(市場の価格)よりも、
高い評価にはならないはずです。

でも技術的には、その評価が出てしまう。

そんなとき必要なのが「常識」というフィルタ。

見えたものを常識で疑ってみる目です。

もちろん、
常識に引っぱられすぎても適正な評価にはなりませんね。

技術と常識のバランス。

これも評価をする上での
重要なポイントになってきます。

 

 

◉編集後記◉

先日から風邪気味な次男を病院へ。長男は夕方からサッカーだったので二人で晩御飯を作ってみました。たまにはそういった時間もいいですね(^^)


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