事業承継のポイントは?:早めに予測し、時間をかける

事業承継は時間がかかる。最初からそう考えているのと考えていないのでは大きく違います。

事業承継

事業承継といっても、
いろいろなスタイルがあります。

ここでは、
その事業が個人事業で

・父親:事業を立ち上げ、これまで大きくしてきた

・息子:その事業を手伝って、生計を立てている

というような状況だとイメージしてみてください。

この場合、
多くの事例で起こるのが

事業を引き継がせる(または引き継ぐ)
タイミングがわからない

という問題です。

この問題については、
こういったことをわかっておく必要があります。

早めに予測し、時間をかける

この問題。

実は、いくら待っても
ベストなタイミングというのは、やって来ません。

できることは、
そういった必要性があることを早めに予測し、
その準備に時間をかけるということだけです。

すごく当たり前のことなのですが、
前述したようなパターンの事業承継の場合、
話が進まない一番の理由は、コミュニケーション不足です。

・しないといけない

・させないといけない

そのことはわかっていても、
まずはその話をする機会がつくれていない。

まとまった時間でなくてもかまいません。

ことあるごとに話をする機会を設けていきましょう。

ただ、その場合の注意点として、
この話からは入らないようにすることをおススメします。

節税策から入らない

事業承継について、
使える節税策を軸に話をする。

代表的なものは、
消費税の免税制度です。

個人事業の場合大きくは、

・新規開業なら免税事業者

・相続なら課税事業者(父親が課税事業者の場合)

というくくりなのですが、税率が上がる話などがあり、
そのタイミングを待っているうちに、

・消費税の免税制度自体がなくなる

ということだってあります。

現に、インボイス制度の導入で、
近い将来そうなる可能性は高いです。

まとめ

事業承継のポイントは?

早めに予測し、時間をかける。

事業承継については、
そういった必要性があることを早めに予測し、
その準備に時間をかけることをしていくしかありません。

注意点としては、
使える節税策を話の軸にしないことです。

税理士としても、
粘り強くお伝えしていく必要のある話です。

 

 

◉編集後記◉

話題になっているアプリ。CASH。質屋っぽい?そうくるかーという感じですね。利用者が多く、現在(2017.6.29)は、一時的に利用停止になっているようです。


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