借入金を返しても経費にならない理由を:住宅ローンで説明してみる

「借入金を返しても経費にはなりません!」と言われただけでは、納得できないですよね、

借入金を返しても経費にならない

この仕事をしていてよく聞かれることのひとつに、

「借入金を返してるからお金がない。

お金がないんだから税金は払わなくてもいいはずだ」

という話があります。

お金を払う=経費になる

という思考から来るものなのですが、
これに対して返す決まりきった答えが、

「借入金を返しても経費にはなりません!」

というもの。

でも、お金を支払っていることは事実。

これでは、納得ができないかもしれませんね。

こういった話に、
置き換えてみるとどうでしょう。

住宅ローンはどこから返す?

住宅ローンを返すときは、

銀行に振り込まれた手取り給与から、
毎月の住宅ローンが引き落としになっている

というパターンが多いのではないでしょうか。

これをイメージ図にすると、このようになります。

支給額から、社会保険や税金などの諸々が引かれ、
銀行に振り込まれた手取り給与から、住宅ローンを返す。

事業の借入金を返す場合にも、
これと同じことが起こっています。

売上から原価や人件費、固定費などの経費を引いて、
さらに税金を引いたあとの残ったお金から、借入金を返す。

借入金(住宅ローン)を返すお金は、
残ったお金(手取り給与)から返さなければいけません。

これでは経費にはなりませんね。

どちらにも共通して大事になること

お金が回らなくなるほどの住宅ローンがあれば、
生活費は圧迫され、生活は立ち行かなくなってしまいます。

事業の場合もこれと同じで、
お金が回らなくなってしまうと事業を続けていくことはできません。

もし、

生活が立ち行かなくなるほどの住宅ローン=事業が続けられなくなるほどの借入金

があるのなら、早急な対策が必要です。

具体的には、

リスケ(借入返済計画の変更、リ・スケジュール)

などの対策をとっていかなければいけません。

まとめ

借入金を返しても経費にならない理由を住宅ローンで説明してみる。

借入金を返しても経費にならない。

これは、
変わりようのない事実なのですが、

借入金を返しても経費にはなりません!

と言われるだけでは、
納得ができないかもしれませんね。

今回は、
住宅ローンでその理由を説明してみました。

どうも納得できないなということは、
視点を変えて見てみるといいかもしれません。

 

 

◉編集後記◉

昨日は、台風のため学校からいつ呼び出しが来るかドキドキしながら打ち合わせへ。幸いなことに大きな影響なく、やり過ごすことができました。


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