法定相続分は:あくまで協議分割(分け方)の目安になるもの

法定相続分は、あくまで目安です。

協議分割

協議分割(きょうぎぶんかつ)とは、
残された遺産を、

相続人みんなで話し合って分ける

ことを言います。

一方で、
遺言書によって分けるのが指定分割(していぶんかつ)。

指定分割は、
遺言書に書かれている内容に基いて遺産を分けます。

自由に決めてもいい

みんなで話し合って分ける協議分割。

相続人全員の話し合いがつけば、
その分け方は自由に決めることができます。

相続人の間で、遺産の分け方にかたよりが生じても、
それがみんなの同意であれば、問題はありません。

でも、

それでは決められない。

何かしらの基準が欲しい。

その目安として、
法定相続分(ほうていそうぞくぶん)があります。

法定相続分

法定相続分は、

民法で決められた各相続人の相続割合

を言います。

その割合は、

どういった相続人がいるか

によって、
それぞれ決められています。

例えば、

配偶者と子供2人の場合

配偶者 2分の1

子供① 4分の1

子供② 4分の1

といった具合です。

ただ前述したように、
これはあくまで目安です。

こうしなければいけない

というものではありません。

繰り返しになりますが、
協議分割で相続人全員の話し合いがつけば、
自由に決めてもいいものです。

まとめ

法定相続分は、
あくまで協議分割(分け方)の目安になるもの。

法定相続分がある

分け方が決まっている

という訳ではなく、

分け方が決められない

法定相続分が目安になる

という使い方をします。

必ずしも、
法定相続分にしばられる必要はありません。

ただ、しばられる必要がないといっても、
法定相続分とは別に、

・寄与分

・特別受益

・遺留分

などと言った制約がありますので、
遺産の分け方は「完全に自由」ではありません。

やはり必要なのは、
相続人間での事前のコミュニケーション。

その深さで、どのような相続になるかは決まってきます。

 

 

◉編集後記◉

昨日は、湯原温泉トライアスロンを見学に。ちょっとしたお祭りです。みんなが楽しめるイベントになっていました。


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