前年実績と仮決算:消費税の中間申告の方法は2つある

消費税の中間申告の方法は2つあります。

消費税の中間申告

消費税には、

中間申告(ちゅうかんしんこく)

という制度があります。

簡単に言うと、

次に払う分のうち、
いくらかは先に払っといてくださいね

という制度。

前年(度)の確定消費税額(地方消費税を含みません)の金額によって、
その回数は決められています。

事業規模が中小であれば、

年1回※

であることが一般的です。

※前年(度)の確定消費税額が48万円超400万円以下(2017.8.3現在)

方法は2つある

この消費税の中間申告。

申告の方法は、2つあります。

1つ目が、前年実績による中間申告

2つ目が、仮決算による中間申告

です。

【1】前年実績による中間申告

どちらかと言えば、
こちらのほうがメジャーな方法です。

前年(度)の確定消費税額の半額(年1回の場合)を納める。

納付額を確認する必要はありますが、計算する必要はありません。

税務署から通知される納付額どおりに納めます。

【2】仮決算に基づく中間申告

今年(度)の納付額を、実際に計算して申告します。

手続き的には、
決算時の確定消費税額を計算する場合と同じ。

対象となる期間(年1回の場合は半年(期))の
決算が必要です。

つまり、
きちんと計算をする必要があるということですね。

個人事業主の場合

個人事業主の方の場合、
この消費税の中間申告の期限が近づいてきています。

2017(平成29)年の場合で言うと
具体的には、

2017(平成29)年8月31日(木)

が期限です。

事業内容に大きな変化があり、
前年実績による中間申告では実状に合わない。

そういった個人事業主の方は、
仮決算に基づく中間申告を検討してみるといいでしょう。

まとめ

前年実績と仮決算

消費税の中間申告の方法は2つある。

消費税の中間申告は、
前年(度)実績による方法がメジャーです。

ただ、今年(度)の数字に基いて計算する
仮決算に基づく中間申告という方法もあります。

実際の数字を反映するという点では、
仮決算に基づく中間申告のほうが優れた方法です。

事務の煩雑さから、簡単な方(前年実績による中間申告)が
メジャーになっているという逆転現象も起きています。

特に資金繰りなどに苦慮されている事業者の方は、
仮決算に基づく中間申告も、検討されてみてもよいかもしれません。

個人事業主の方の場合は、今月末(8月末)が申告・納付※の期限です。

※納付について振替納税を利用されている個人事業主の方の振替日は、2017(平成29)年9月27日(水)です。

 

 

◉編集後記◉

昨日はお昼に豚肉のキムチ炒め。熱いけど美味いという評価をいただきました(^^)


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