贈与が成立していないまま:名義変更すると贈与税はどうなるの?

原則は、贈与として取り扱われます。

贈与が成立していない

贈与は、

・あげた

・もらった

お互いの認識があって、
はじめて成立するものです。

世間には、この

贈与が成立していない贈与

というのが意外と多くあります。

特に、親族間の場合であれば、
それが曖昧になっているということもあるでしょう。

ただ、贈与が成立していなくても、
贈与になるという場合もあります。

無償で名義変更

不動産や株式などの名義を

・親から子

・きょうだい間

・祖父から孫

へそれぞれ変更する。

これを、

贈与が成立していないまま無償で行うとどうなるか?

こういった取扱いをすることになっています。

無償で名義変更されたときの取扱い

相続税法基本通達9−9

不動産、株式等の名義の変更があった場合において対価の授受が行われていないとき又は他の者の名義で新たに不動産、株式等を取得した場合においては、これらの行為は、原則として贈与として取り扱うものとする。(昭39直審(資)22改正)

簡単にいうと、

名義変えたんなら、贈与は成立してるよね

というもの。

無償で名義変更されたときの取扱いは、
原則としてこのようになっています。

そういった認識がなくても、贈与が成立し、
贈与税が課される場合がありますので、注意が必要です。

ただし、こういった取扱いもありますので、
その実態について、まずはよく確認しておくことも大事ですね。

国税庁HP:名義変更等が行われた後にその取消し等があった場合の贈与税の取扱いについて❒

まとめ

贈与が成立していないまま

名義変更すると贈与税はどうなるの?

無償で名義変更したときは、
原則、贈与として取り扱われます。

そういった認識がないとしても、
贈与税が課されることがありますので、注意が必要ですね。

 

 

◉編集後記◉

昨日は、高校での租税教室。楽しく授業させてもらいました。150人を前にすると、さすがにちょっと緊張しましたが^^;


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