時間泥棒にならないために:他人の機会費用を考えてみる

0AD7A7D1-1EAA-4C17-882D-18A9A78F62E1仕事をするうえでの機会費用を考えるとき、自分の機会費用を意識することはもちろん有効ですが、注意すべきは他人の機会費用も考えることです。時間泥棒にならないために、他人の機会費用も考えてみましょう。

機会費用とは

機会費用については、以前このような記事「任せて良かった:子どもの水泳教室で機会費用を考える」を書きました。
機会費用とは、「ある行動を選択したことで、あきらめることになった利益」のことです。
例えば、タクシーではなくバスで行くという行動を選択したことで、お金はバス代のほうが安く済みますが、タクシーで行けばその分早く目的地に到着して、仕事をすることができたという具合です。
具体的な計算では、タクシー代が3,000円でバス代が500円だとすれば、運賃としては2,500円安く済むことになりますが、目的地に早く到着することで5,000円分の仕事ができるとすれば、逆に2,500円の機会費用が発生します。
この機会費用をうまく見積もることができれば、時間とお金のバランスをとりながら、場面場面でより良い選択をして仕事をすることができます。

他人の機会費用を考える

ところでこの機会費用、自分の機会費用ばかりに意識がいってしまいますが、他人の機会費用も当然に存在します。
例えば、ある人が仕事をしているときに私が話しかけるとします。その人が私と話をしている間は、その時間にできた仕事量を奪ってしまいます。その人は、私と話をするという行動を選択したために、仕事を進めるという利益を得られなくなるのです。

相手を観察して伝え方を工夫する

ただ、だから話かけないようにしましょうと言っているわけではありません。その話が相手にとって有効なものであれば、特に今まさに取り組んでいる仕事が効率よく進めれるような有効なものであれば、それは機会費用にはなりません。むしろ、その話をしなかったことがその人の時間を奪ってしまっています。
さらに伝え方を工夫すれば、より良いものになります。仕事に取り組む前の打ち合わせで、仕事の状況を見ながら仕事の手が止まっているなと思ったときに、それぞれの状況に合わせたアドバイスできればいいなと思います。
これを実現するには相手を観察する目(監視ではありません)と円滑なコミュニケーションが欠かせません。また、伝え方の方法としてはメールなどの時間が拘束されない方法を選ぶというのもひとつです。

まとめ

時間泥棒という言葉があります。相手の時間をこちらの都合で奪ってしまうということですが、機会費用を意識するだけでも、それは減ってくるのではないかと思います。自分が時間泥棒にならないために、他人の機会費用を考えてみましょう。

こちらにも参加させてもらっています
にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ


にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ