減価償却資産を相続した場合の:取得時期と取得価額と未償却残高の関係

新しくなるものと、引き継ぐものと。

減価償却資産を相続

減価償却資産を相続した場合、

・取得時期

・取得価額

・未償却残高

の関係が、多少複雑になります。

・いつ取得したことになるの?

・その資産っていくらにすればいいの?

・どの時点の価額から償却してもいいの?

そういった疑問が出てくるからです。

これに関して、こういった質疑応答事例が出ています。

国税庁HP:質疑応答事例『平成19年4月1日以後に相続により減価償却資産を取得した場合』❒

取得時期

まずは、取得時期です。

取得時期は、
相続または遺贈があった時を指します。

一般的には、

相続発生日(被相続人がお亡くなりになった日)

ということになりますね。

取得価額

取得価額については、

相続により取得した者が引き続き所有していたもの

とみなされます。

どういう事かと言うと、

お亡くなりになった人(被相続人)が取得した時の価額が、
その減価償却資産を取得した人(相続人)の取得価額になる

ということです。

つまり、

取得価額は引き継がれる

ということになります。

未償却残高

未償却残高についても、

相続により取得した者が引き続き所有していたもの

とみなされます。

よって取得価額と同じく、

未償却残高も引き継がれる

ということになります。

まとめ

減価償却資産を相続した場合の
取得時期と取得価額と未償却残高の関係。

前述した質疑応答事例では、
同じ年なのに

お亡くなりになった人(被相続人)と

減価償却資産を取得した人(相続人)の

減価償却の計算方法が違う

という現象が起こっています。

これは、
取得時期の違いによるもの。

ベースとなる金額は、
取得価額と未償却残高を引き継ぐので、その金額を使います。

ただ、取得時期だけは新しくなるため、
その時々の減価償却の計算方法を適用させて計算する。

取得時期と取得価額と未償却残高の関係がよくわかる事例です。

国税庁HP:質疑応答事例『平成19年4月1日以後に相続により減価償却資産を取得した場合』❒

 

 

◉編集後記◉

昨日は、次男の態度に激昂してしまった私。アンガーマネジメント…まだまだですね^^;


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