せっかく作ったんだから:今年の貸借対照表をシンプルに理解しておく

やれやれ終わったで終わらせずに。

貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)

3月初旬のこの時期(2018.3.6)

今年の確定申告は完了した

という個人事業主の方もいらっしゃるでしょう。

ただ、せっかく完了したのなら、

終わった終わったで終わらせるのではなく、

それに加えて、できればやっておきたいことがあります。

それが、

貸借対照表を理解しておく

ということ。

せっかく作った貸借対照表なら、

これだけはやっておいていただいて損はありません。

MEMO
全体に『所得税青色申告決算書』で貸借対照表(資産負債調)の作成をした個人事業主の方をイメージしています。

シンプルには3つだけ

今年(今回の場合なら2017(平成29)年分)の貸借対照表を理解する。

貸借対照表をシンプルに理解するなら、その要素は3つだけです。

それが、

【1】どのようにお金を集めたか

【2】そのお金を何に投資したか

【3】投資したものでいくら儲けたか

の3つ。

まず、

【1】どのようにお金を集めたか

については、

所得税青色申告決算書の4ページ目、

貸借対照表(資産負債調)の右側、負債・資本の部を見ます。

期首(通常は1月1日)よりも、

・借入金が増えているなら、外部からお金を借りたことで

・事業主借が増えているなら、事業主がお金を出したことで

・買掛金や未払金が増えているなら、仕入先や取引先に支払を待ってもらったことで

お金を集めています。

逆に、減っているなら、

・投資をしなかった

・儲けたお金で借りたお金が返せた

・支払が先行している

ということなどがわかりますね。

次に、

【2】そのお金を何に投資したか

ですが、これは先ほどの逆、

貸借対照表(資産負債調)の左側、資産の部を見ていきます。

これについては、

建物や車両運搬具などへの固定資産への投資はもちろん、

金融商品や債権、在庫などへの投資も当てはまります。

また、

現金や預金が増えているならある意味、

お金を残すことに投資をした年だった。

そういう見方もできます。

さらに、

【3】投資したものでいくら儲けたか

ですが、これは、

先ほどの、貸借対照表(資産負債調)の右側、負債・資本の部のこの部分。

青色申告特別控除前の所得金額になります。

これは、1ページ目の損益計算書からつながってきている数字です。

この数字が大きいほど、儲けが出たということになります。

まとめ

せっかく作ったんだから、

今年の貸借対照表をシンプルに理解しておく。

事業活動は、

お金を集める(【1】)

投資をする(【2】)

それを使って利益を上げる(【3】)

の繰り返しです。

それがひとまとまりになって見えるのが、

今回見た貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)。

せっかく作ったのなら、

見ておいて損はありません。

 

 

◉編集後記◉

昨日は、午前中事務所内、午後から打ち合わせ。一日雨がよく降りました。でもこれは春に向かってる雨ですよね〜なんて話をしながら。


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