受けたら何かいいことあるの?:税理士の個別指導方式による記帳指導

147193BB-4435-486B-9A6A-D2C1CE19AA85記帳指導というのをご存知ですか?税務署に申し込みをすれば、記帳や決算、申告書の作成等の指導を、1年を通じて税理士から直接受けられるというものです。私も担当させてもらっていますので、その内容を簡単に記載してみます。

年4回 1回90分

回数は、年4回です。この4回は、好きな時期に受けるということができません。それぞれの時期に応じて、するべきことが変わるため、一定の時期が決まっています。原則は、7〜8月に1回、9〜10月に1回、11〜12月に1回、1〜2月に1回の年4回です。1日に2回受けるというようなこともできません。
1回の時間は、おおむね90分程度です。日時と場所は、事前の電話連絡をさせてもらいますので、ある程度は調整することができます。

具体的な内容

具体的な内容は、次のようになっています。定型のものなので、この通りというわけではありません。対象者の方の状況によって内容は変わります。

1回目(7〜8月)
【記帳指導】
・記帳の開始準備
・青色申告、青色申告特別控除制度の概要
・「正規の簿記」の概要
・記帳・帳簿等の保存制度について
・消費税の仕組み
・消費税法における帳簿作成
・記帳の仕方

2回目(9〜10月)
【記帳指導】
・記帳の内容の確認・指導

3回目(11〜12月)
【決算指導】
・棚卸と棚卸表の作成
・収入金額、必要経費の決算整理
・消費税の決算整理
・減価償却費について

4回目(1〜2月)
【申告書作成指導】
・所得税、消費税の確定申告書の作成
・青色申告決算書、収支内訳書の作成指導
・e-Taxの概要及び利用勧奨
・白色申告者に対する青色申告の勧奨

何回受けてもいいの?

確認したところ、記帳指導を2度、3度受けることは可能だそうです(所轄税務署への確認が必要)。ということは、記帳指導を毎年受け続ければ…ということになるのですが、所轄税務署内の年間の記帳指導の件数は、決まっています。
過去に受けたことがない方、より必要とされる方が優先になりますので、現実的には、毎年受けるというのは難しいでしょう。

まとめ

1年を通じて、税理士の指導が無料で受けられるというのは、かなりお得だと思います。積極的に利用してみられるとよいのではないでしょうか。
ただ、注意していただきたいのは、あくまでサポート(指導という言葉があまり好きではありませんのであえてサポートと表現しています)です。私も含めてですが、税理士さんが書類を変わって作成してくれるわけではありません。また、一般的なことは別として、有利・不利の税務的な判断を出すことはないと思われておいたほうがいいでしょう(意見は言っていただけると思います)。

(注)記帳指導の方式は、管轄の国税庁・地域によって変わります。

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