実は隠れた高額商品:保険に入る場合は目的と出ていくお金を意識する

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目的は特に重要です。

高額商品

会社が購入するもので、高額なものの代表といえば、何が思いつきますか。

自社ビル?

機械?

車?

意外な答えかもしれませんが、それは保険です。

保険は、どんな会社でも購入する可能性がある高額商品。

今回は、会社が保険を契約する目的2つと、その2つに共通する大切なポイントをご紹介します。

目的1つめ「もしものことがあったときのため」

万が一、代表者にもしものことがあったときのため。

あってはならないことですが、絶対にないとタカをくくっておく訳にもいきません。

そんな時、当面気になるのは、資金繰りと借入金の返済です。

保険金が、これらの原資として有効なのは明らか。

その備えのために、保険に加入するというのが目的の1つめです。

また、別の見方をすれば、いくらの保険に加入しているかで、自社の借入金の限度額を設定するという考え方も。

加入している保険金がこれだけだから、借入れはここまでしてもいいという目安が立てられます。

目的2つめ「節税と退職金の準備のため」

支払った保険料の大部分が経費で落ち、高い返戻率で解約による返戻金を見込める保険。

こういった保険は、解約のタイミングと退職金の支給を合わせることで、節税を図ることができます。

仕組みとしては、

保険料を支払う(経費になる)

返戻率の高いタイミングで解約する(収入になる)

同時期に役員などの退職金を支給する(経費になる)

保険の解約金と退職金が相殺され、退職金には大きな控除が用意されているため、最終的な税金の負担は少なくなります。

大切なポイントも2つ

ただ、この2つの目的には、共通する大切なポイントも2つあります。

まず1つ目は、目的をブラさないこと。

保険に加入する目的が、前述した2つの目的のどちらであってもかまいません。

ただ、当初の目的がブレないようにする。

これが、保険を考えていくうえでは、最も重要なことです。

2つ目は、一度契約すると、お金はずっと出続けていくということ。

きちんと払い続けられるだけの力があるかということはもちろん、そのお金を投資に使ったほうが、会社の将来は明るいのではないかというところまで、考えておかなければいけません。

保険によって、利益や税金は減りますが、お金も減ります。

それは、お金があれば実現できていたかもしれない投資のチャンスを減らしている。

そういった見方をすることもできます。

まとめ

実は隠れた高額商品。

保険に入る場合は目的と出ていくお金を意識する。

保険料の月々の支払いは、低額かもしれません。

でも、一度契約すると何年、何十年と払い続けていくのが保険です。

そう考えると保険は、高額商品。

目的と出ていくお金を意識して、賢い買い物をしましょう。

 

 

MEMO
この記事は、2015.6.24に更新した記事を加筆・再編集した記事です。

◉編集後記◉

天かすおにぎりを作ってみましたが不評。味付けは、だしよりもシンプルに醤油のほうがよかったか。次に生かします(^^)


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