はじめての法人税の申告書:別表一(一)の目的とチェックポイントは?

Skitch

税額を計算しています。

別表一(一)

法人税の申告書には、なんか難しそうだな…というイメージがあるかもしれません。

確かに、細かく区切られた表は、見ただけでちょっとひるんでしまいますね^^;

この法人税の申告書=別表は、単独では機能しません。

各別表の関連性を、よく理解しておく必要があります。

これがまた、法人税の申告書=別表を難しくしてしまっている一因にもなっているのですが。

ただここでは、そういった専門的な話は抜きにして、法人税の申告書=別表が、

・何のためにあるのか

・何をしているものなのか

といったことに重点を置いて、解説してみます。

まずは、手始めに別表一(一)からです。

注意
実際に申告する場合は、申告する年度に合った別表を参照・使用するようご注意ください。対応年度は、各別表の右端にそれぞれの年度の表示がされています。また、記事中にある税率等は記事執筆時のものです。

何のためにあるの?

まずは別表一(一)が、何のためにあるの?ということなのですが、別表一(一)はズバリ、「納付税額を計算するために」あります。

別表四(後日解説予定)で計算された所得金額を基に、

とりあえずの税額を算出する

適用できる税額控除を差し引く

すでに払っている中間納付額があれば差し引く

あらためて納付税額を求める

といった流れで計算を進めていく表。

その目的は、納付税額を計算することにあります。

チェックポイントはここ

そんな「納税額を計算するために」ある別表一(一)。

チェックポイントはやはり、「税率」でしょう。

普通法人の税率は、23.4%(2018(平成30)年4月1日以後開始する事業年度からは23.2%)になっています。

ただし、中小法人等の場合は、年間の所得金額が800万円以下の場合、15%に引き下げられている(2019(平成31)年3月31日までに開始する事業年度という期限付き)ということは、見逃してはいけません。

中小法人等は、資本金1億円以下(資本金5億円以上の大法人の100%子法人は除きます)の法人を言いますので、多くの会社がこれに該当します。

一般的には大きな会社に当たる法人を「普通法人」と呼んでいますので、うちは「普通の」会社だから、普通法人でいいよなと勘違いしないようにしましょう。

具体的な計算は、別表一(一)次葉(次ページ)を使って計算しますので、こちらも合わせて見ておくようにしてみてください。

S2kitch

まとめ

はじめての法人税の申告書。

別表一(一)の目的とチェックポイントは?

なんだか難しそうなイメージのある法人税の申告書=別表。

まずはその目的を確認して、

・何のためにあるのか

・何をしているものなのか

イメージでとらえてみるといいかもしれません。

 

 

◉編集後記◉

昨日は、午前中打ち合わせ。午後は清掃活動のため、子供たちが早く帰ってきました。しっかり宿題をする…訳はなく、嬉々として遊びに行きました(^^)


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