収穫できましたが。
完熟トマト
枝についたまま赤くなった完熟トマト。
スーパーなどの店頭で購入できるトマトとは、甘みが違います。
それはもう「違う」という言葉だけで片付けられるものではありません。
別のものを食べている。
そう言ってもいいぐらいです。
※タイトル写真は私が作った完熟トマトです。
問題は取引コスト
完熟トマトとまではいかなくとも、普段からきちんと熟したトマトを食べているという方は、少数です。
スーパーなどの店頭で購入できるトマトは、トマトに少し赤みがささった程度で収穫されたもの。
普通トマトと聞いてイメージする、真っ赤になって収穫されたトマトを購入できることは皆無です。
なぜ、そういったトマトがなかなか食べられないのか?
そこには、取引コストの問題があるからです。
完熟トマトを店頭で提供できるようにする。
これは、並大抵のことではありません。
完熟したトマトは、いくら鮮度を保つようにしたとしても、3日とは持ちません。
つまり、産地から運び、店頭に並べ、手にとって買ってもらう。
その過程を時間をかけずに通ることが、とても難しいということ。
何らかの方法で、それを現実化させるとしても、おそらくトマト本体の数倍の取引コストがかかるでしょう。
違いを現実化させる
完熟=違いになる。
違いがあれば、ビジネスになる。
そう考えるのが一般的です。
ただ、前述した取引コストのように、机の上で考えたことと実際にそれを現実化させることの間には、かなり深い溝があることも確かです。
そういった深い溝を乗り越えながら、自分(たち)なりの経営スタイルを探していく。
本当に、やってみないとわからないことは、たくさんあります。
まとめ
完熟トマトの収穫で。
取引コストの重さを感じる。
完熟=違いですが、そこには相当の取引コストがかかります。
それを乗り越えてはじめてビジネスになる。
やはりビジネスは、やってみないとわからないことだらけですね。
◉編集後記◉
ZOZOSUITSを注文。服が人に合わせる時代というキャッチコピーがワクワクしますね。いつ届くかな〜。