株主と取締役の違いから:株主総会議事録と取締役会議事録について

40BB9B6E-55BF-4C42-B5E6-87A07C75DF91会社の議事録といえば「株主総会議事録」や「取締役会議事録」があります。会社としての意思決定を公にするもので、とても重要な書類です。この2つの議事録にはどのような違いがあるのでしょうか。

株主と取締役の違い

株主は、会社に対して出資をした人です。会社をつくるとき、事業の活動源泉になる出資が必要で、一般的にはお金を出します。つまり、株主がお金を出すから会社を作ることができる。株主は、会社のオーナー(所有者)になります。
株主は、会社のオーナーですので、絶大な権限があり、会社の取締役の選任・解任、経営方針の決定などが出来ます。
取締役は、会社運営の責任者です。前述の通り取締役は、株主によって選ばれます。重要な取引先との契約をするなど、実際の会社運営の取り仕切りをします。

株主=取締役ではない

家族経営や小規模の会社では、株主がそのまま取締役になっています。そのため、株主と取締役はイコールでなければいけないと思われていることがあるようです。
これは、全く別物と考えてください。株主だけであっても、取締役だけであっても、もちろん株主であって取締役であってもかまいません。その関係を紐付けしておく必要がないということです。

株主総会と取締役会の違い

株主総会とは、株主が集まってする会議、取締役会とは取締役が集まってする会議です。それぞれで決議できる項目が法律(おもに会社法)で決められています。決議したい項目に応じて、株主総会または取締役会を開催します。

株主総会議事録と取締役総会議事録の違い

この流れでいくと、株主総会議事録とは、株主が集まってする会議の記録、取締役会議事録とは、取締役が集まってする会議の記録です。
これも、それぞれ記載事項や保存方法、開示方法が法律(同じくおもに会社法)で決められていますので、細かいところはそれに従います。ただ、実務上はあまり意識しすぎるということはせず、それぞれの会議の記録を確実にしておく程度と思っておいていただいたらよいと思います。

まとめ

まずは、株主と取締役の違いを意識します。そのうえで、決議できる項目に合わせた会を開催し、開催した会に合わせた議事録を作成する。このような流れで追っていくと「株主総会議事録」と「取締役会議事録」の違いが理解しやすくなると思います。

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